FIMPORTコマンド入力後、以下の場合において、ファイル受信時の問い合わせ画面が表示されます。指示に従ってパラメータを設定してください。
FIMPORTコマンドのオペランドで、パラメータリストファイル名を省略した場合、(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウが表示されます。
FIMPORTコマンドのオペランドで、パラメータリストファイル名と“受信時の問い合わせ画面あり”を指定した場合、(5)の[パラメータリストファイル指定]ウィンドウが表示されます。
FIMPORTコマンドのオペランドで、パラメータリストファイル名と“受信時の問い合わせ画面なし(自動受信)”を指定して、パラメータに誤りがあった場合、(5)の[パラメータリストファイル指定]ウィンドウが表示されます。
設定中に転送の中止を行いたい場合は、(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウの[転送中止]を選択してください。
次にそれぞれのウィンドウについて説明します。
FIMPORTコマンドのオペランドで、パラメータリストファイル名の指定がない場合、最初に表示されます。
ホストから送られてくるファイル名、データ長、レコード形式、およびレコード長が表示されます。
データ長がホストから指定されないため、データ長の表示が“不定長”と表示される場合があります。この場合には、(6)の[DUETファイル転送/受信]ウィンドウ中の転送率は表示されません。
受信するファイルの形式がテキストファイルであるときに選択します。
[テキストファイル受信 設定...]を選択すると、(2)の[テキストファイル受信 設定]ウィンドウが表示されます。
テキストファイルとは、Windows(R)のエディタ、あるいはホストのエディタで作成、編集可能なファイルを指し、その内部には文字データが格納されています。
受信するファイルの形式がバイナリファイルであるときに選択します。
[バイナリファイル受信 設定...]を選択すると、(3)の[バイナリファイル受信 設定]ウィンドウが表示されます。
バイナリファイルとは、数値、実行可能プログラムなどのデータが格納されているファイルを指します。
パラメータリストファイルを指定する場合に選択します。
[パラメータリストファイル指定...]を選択すると、(5)の[パラメータリストファイル指定]ウィンドウが表示されます。
ファイル転送処理を中止します。
テキストファイルの受信に必要な設定を行います。
(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウで[テキストファイル受信 設定]を選択した場合、または(5)の[パラメータリストファイル指定]ウィンドウで受信用テキストファイル形式のパラメータリストを指定し、[設定...]を選択した場合に表示されます。
格納するファイル名を指定します。パスを指定しない場合、ログインユーザのドキュメントフォルダ(通常はC:\Users\[ログインユーザ名]\Documents)に格納します。
存在しない場合には、指定したファイル名でファイルを作成します。
[ファイルの指定]ダイアログボックスを表示します。
ファイルの格納方法を指定します。
新規/入替え | : | 新規にファイルを作成する場合、または既に存在するファイルと入れ替える場合に指定します。 |
追加 | : | すでにあるファイルにデータを追加する場合に指定します。 |
必ず‘未サポート’を指定してください。
ただし、ホスト側製品の使用法において、ファイル転送時の「拡張漢字のサポート」の設定を‘サポート’にする指示があった場合に限り、その製品の使用法に従って変更してください。
(4)の[パラメータリストファイルへの登録]ウィンドウが表示されます。
現在の設定内容をパラメータリストファイルに登録することができます。
設定を取り消して、(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウに戻ります。
バイナリファイルの受信に必要な設定を行います。
(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウで[バイナリファイル受信 設定]を選択した場合、または(5)の[パラメータリストファイル指定]ウィンドウで受信用バイナリファイル形式のパラメータリストを指定し、[設定...]を選択した場合に表示されます。
格納するファイル名を指定します。パスを指定しない場合、ログインユーザのドキュメントフォルダ(通常はC:\Users\[ログインユーザ名]\Documents)に格納します。
存在しない場合には、指定したファイル名でファイルを作成します。
[ファイルの指定]ダイアログボックスを表示します。
ファイルの格納方法を指定します。
新規/入替え | : | 新規にファイルを作成する場合、または既に存在するファイルと入れ替える場合に指定します。 |
追加 | : | すでにあるファイルにデータを追加する場合に指定します。 |
(4)の[パラメータリストファイルへの登録]ウィンドウが表示されます。
現在の設定内容をパラメータリストファイルに登録することができます。
設定を取り消して、(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウに戻ります。
各設定ウィンドウで[登録...]を指定した場合に表示され、設定ウィンドウでの設定内容を既存または新規のパラメータリストファイルに登録することができます。
設定内容を登録するパラメータリストファイル名を指定します。パスを指定しない場合、「環境設定保存フォルダ」を検索します。
FIMPORTコマンドでのパラメータリストファイル名指定は8文字以内ですが、ここでの指定はファイル名とパスを合わせて255文字以内です。
存在しない場合、指定したファイル名で新規作成されます。
指定したパラメータリストファイルを開き、設定情報を読み込みます。
[ファイルの指定]ダイアログボックスを表示します。
指定パラメータリストファイルの登録内容を表示します。
識別名リストには、左から順にパラメータリスト識別番号、送受信識別、ファイル形式、パラメータリスト識別名が表示されます。
パラメータリストファイルに登録する設定内容を表示します。
設定内容を指定パラメータリストファイルのパラメータ識別番号で指定した位置にパラメータ識別名を付けて登録します。
登録後は、各設定ウィンドウへ戻ります。
登録をせずに、各設定ウィンドウへ戻ります。
既存のパラメータリストファイルより登録済の設定情報を読み込みます。
(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウで[パラメータリストファイル指定]を選択した場合、またはFIMPORTコマンドでパラメータリストファイル名と“ファイル受信時の問い合わせあり”を指定した場合に表示されます。(パラメータリストの指定に誤りがあった場合も表示されます。)
指定したパラメータリストファイルを開き、設定情報を読み込みます。
[ファイルの指定]ダイアログボックスを表示します。
指定パラメータリストファイルの登録内容を表示します。
識別名リストには、左から順にパラメータリスト識別番号、送受信識別、ファイル形式、パラメータリスト識別名が表示されます。
指定パラメータリストファイルの登録内容を詳細に表示します。
指定パラメータリストファイルから設定内容を取得し、各受信設定ウィンドウを表示します。
パラメータリストファイルからの設定情報取得をせずに(1)の[ファイル受信 設定]ウィンドウへ戻ります。