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Kシリーズ端末エミュレータ V7.1 L40 使用手引書

16.2.2 バイナリファイル

バイナリファイルとは、コンピュータの内部表現データを格納したもので、各種のデータファイル、実行可能なプログラムなどがあります。扱うことのできるバイナリファイルは、固定長バイナリファイル(固定長レコードの整数倍のファイル)のみです。


(1)固定長バイナリファイルの送信

固定長バイナリファイルで送信できる1レコードの長さは、1バイト~4096バイトの範囲です。ただし、対ASPの場合は、1バイト~4092バイトの範囲までです。

Kシリーズ端末エミュレータでは、Windows(R)上のファイルからデータを読み込み、指定されたレコード長に分割し、ホストに送信します。

最終レコードに空きエリアが生じた場合は、パディングコード(00H)を付加します。


図16.9 固定長バイナリファイルの送信


(2)固定長バイナリファイルの受信

固定長バイナリファイルのレコード長は、ホスト側から指定されます。Kシリーズ端末エミュレータでは、受け取ったデータをWindows(R)ファイルへ連続して書き込みます。