磁気カード・バーコード入力機能の設定情報には、磁気カードリーダ・バーコードリーダ装置を接続するポートの設定情報と、ディスプレイエミュレータに入力される磁気カード・バーコードデータの動作設定があります。
ポート設定は、システム共通の設定情報であり、動作設定はディスプレイエミュレータごとの設定情報です。
■磁気カードリーダ接続ポート
磁気カードリーダ装置の接続ポートを指定します。
磁気カードリーダを使用しない場合には「接続なし」を設定します。
■バーコードリーダ接続ポート
バーコードリーダ装置の接続ポートを指定します。
バーコードリーダ装置を使用しない場合には「接続なし」を設定します。
次のプロパティでディスプレイエミュレータにおける磁気カードリーダ動作を設定します。
■リーダ装置の使用
磁気カードリーダ装置からのデータをディスプレイエミュレータで使用する場合にはこのチェックボックスをチェックします。
GS等、Mシリーズ系で運用する場合に設定します。
FMモード | : | 読み込んだデータをキーボードからの入力として扱います。 データ入力後、「同時動作キー」で指定されたキー動作を行います。 |
F6682モード | : | データ入力時に保護・非表示の属性のフィールドアトリビュートを作成し、これに続いて読み込まれたデータをセットします。 このため、読み込まれたデータは、画面上に表示されません。 |
エミュレーションモードが「FMモード」の場合に設定可能です。
読み込まれたデータに付加されるキーを指定することができます。
使用可能なキーは、「11.2.1.4 同時動作キー」を参照してください。
カーソル位置 | : | 現在カーソルのある位置にデータが入力されます。 |
指定位置 | : | 画面入力位置で指定した位置にデータが入力されます。 |
次のプロパティでディスプレイエミュレータにおけるバーコードリーダ動作を設定します。
■リーダ装置の使用
バーコードリーダ装置からのデータをディスプレイエミュレータで使用する場合にはこのチェックボックスをチェックします。
ASPホストで運用する場合に設定します。
バーコード入力モード | : | バーコードリーダをKシリーズシステムとキーボードインタフェースで使用する場合、指定します。 |
磁気カード入力モード | : | バーコードリーダをKシリーズシステムと磁気カードインタフェースで使用する場合、指定します。 |
GS等、Mシリーズ系で運用する場合に設定します。
FMモード | : | 読み込んだデータをキーボードからの入力として扱います。 入力後、「同時動作キー」で指定されたキー動作を行います。 |
F6682モード | : | データ入力後に、+入力キー動作をします。また、「オートエンター機能」を設定している場合、データの最終文字が“S”ならばデータ入力後に、実行キー動作を行います。 |
エミュレーションモードが「FMモード」の場合に設定可能です。
読み込まれたデータに付加されるキーを指定することができます。
使用可能なキーは、「11.2.1.4 同時動作キー」を参照してください。
エミュレーションモードが「F6682モード」の場合に設定可能です。
読み込まれたデータの最終文字が“S”ならばデータ入力後に、実行キー動作を行います。
カーソル位置 | : | 現在カーソルのある位置にデータが入力されます。 |
指定位置 | : | 画面入力位置で指定した位置にデータが入力されます。 |
「同時動作キー」で選択可能なキーの一覧を示します。同時動作キーには大きく分けて、プログラム・アテンションキーとそれ以外のキーの2種類のタイプがあります。
同時動作キー | 同時動作キー |
---|---|
PF1 | PF16 |
PF2 | PF17 |
PF3 | PF18 |
PF4 | PF19 |
PF5 | PF20 |
PF6 | PF21 |
PF7 | PF22 |
PF8 | PF23 |
PF9 | PF24 |
PF10 | ENTER/ライトペンアテンション |
PF11 | 磁気カードリーダ(64chr) |
PF12 | ライトペンアテンションNull/Space |
PF13 | PA1 |
PF14 | PA2 |
PF15 | PA3 |
同時動作キー | 同時動作キー |
---|---|
カーソル右 | BACK TAB |
カーソル左 | 改行 |
カーソル上 | ERASE-INPUT |
カーソル下 | ERASE-EOF |
TAB | +入力 |