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Kシリーズ端末エミュレータ V7.1 L40 使用手引書

9.1 カーソル制御キー

カーソルを移動させる機能のほかに、表示内容の編集・クリアなどの機能があります。


(1)カーソル移動キー

カーソルを指定した方向へ移動させます。

■左矢印(←)キー

カーソルが左方向に1文字移動します。

■右矢印(→)キー

カーソルが右方向に1文字移動します。

■上矢印(↑)キー

カーソルが上方向に1文字移動します。

■下矢印(↓)キー

カーソルが下方向に1文字移動します。

■左矢印×2(←←)キー

カーソルが左方向に2文字移動します。

■右矢印×2(→→)キー

カーソルが右方向に2文字移動します。


カーソル移動キーを使うと、表示画面のデータに影響を与えることなく、表示画面内でカーソルを自由に動かすことができます。カーソルが画面の右端にあるときにカーソルを右に移動すると、カーソルは次の行の左端に移動します。このような動作をカーソルのラップといいます。カーソルのラップは、画面の左端、上端、下端でも起こります。


(2)フィールド指向キー

必要とするフィールドにカーソルを移動させます。

■HOMEキー

カーソルは画面の最初にある入力フィールドの第1文字目に移動します。画面上に入力フィールドがない場合、または不定様式画面の場合は、画面の先頭に移動します。

■改行キー

カーソルは次行以降の最初にある入力フィールドの第1文字目に移動します。

不定様式画面の場合は、次の行の先頭に移動します。

■前行キー

カーソルは前行の最初にある入力フィールドの第1文字目に移動します。

不定様式画面の場合は、前の行の先頭に移動します。

■タブキー

タブキーを押すと、カーソルは次の入力フィールドの第1文字目に移動します。

画面上に入力フィールドがない場合、または不定様式画面の場合は画面の先頭に移動します。

■バックタブキー

カーソルを直前の入力可能な文字位置に移動します。

カーソルが入力フィールドの第2文字目以降にある場合は、カーソルはそのフィールドの第1文字目に移動します。画面上に入力フィールドがない場合、または不定様式画面の場合は、画面の先頭に移動します。

■後退キー

カーソルは直前の入力可能な文字位置に移動します。

上位ホストGS/Mシリーズ接続時は左矢印(←)キー動作をします。


(3)編集キー

フィールド内容に対して挿入・削除を行います。

■挿入キー

このキーを押すと、入力状態が通常モードから挿入モードに変わります。

上位ホストGS/Mシリーズ接続時は、カーソル位置以降、入力フィールド内にNULLコードがない場合は挿入できません。

■削除キー

入力フィールドのカーソル位置の文字を1文字削除します。カーソルより右側の文字列は全体的に左へ移動します。入力フィールドの最終位置には、削除された文字に対応する個数のNULLコードを詰めます。

カーソル位置以降、入力フィールドの終わりまでに漢字がある場合は、カーソルのある行の終わり(入力フィールドがその行内で終わっている場合、入力フィールドの終わり)までの文字が左に移動します。


(4)消去キー

入力フィールドの内容をクリアします。

■ERASE-INPUTキー

画面上のすべての入力フィールドの内容をクリアし、NULLコードを詰めます。

カーソルは最初の入力フィールドの第1文字目に移動します。

画面上に入力フィールドがない場合は、画面の先頭に移動します。不定様式画面の場合は、画面上のデータをすべてクリアし、画面の先頭にカーソルを移動します。

■ERASE-EOFキー

現在カーソルがある入力フィールド内のカーソル位置からその入力フィールドの終わりまでの文字をクリアし、NULLコードを詰めます。カーソル位置は変化しません。

画面が不定様式の場合は、カーソル位置から画面の終わりまでの文字をクリアし、NULLコードを詰めます。

■ERASE-FIELDキー

現在カーソルがある入力フィールドの先頭からその入力フィールドの終わりまでの文字をクリアし、NULLコードを詰めます。カーソルは現在あるフィールドの先頭位置に移動します。画面が不定様式の場合は、画面全体の文字をクリアし、NULLコードを詰めます。カーソルは画面の先頭位置に移動します。

上位ホストGS/Mシリーズ接続時は無効です。

■+入力キー

ERASE-EOFキーとタブキーの機能を持つキーで、項目へ入力したあとに使用すると、入力フィールドの終わりまでを消去して、カーソルを次の入力フィールドの先頭へ移動します。

また、ASPホスト運用時で符号付き数字フィールドおよび右詰め指定された数字フィールドで使用した場合は、カーソル位置より左側のデータを右寄せし、フィールドの左側にはNULLコードを詰めます。符号付き数字フィールドでは入力最終位置(符号桁)にもNULLコードを詰めます。カーソルは次の入力フィールドの先頭へ移動します。

■-入力キー

カーソルが符号付き数字フィールド内に位置するときのみ有効です。

カーソル位置より左側のデータを右寄せし、フィールド最終位置(符号桁)には(-)を詰め、フィールドの左側にはNULLコードを詰めます。カーソルは次の入力フィールドの先頭へ移動します。

上位ホストGS/Mシリーズ接続時は無効です。