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Kシリーズ端末エミュレータ V7.1 L40 使用手引書

4.2 エミュレータ利用者のアクセス許可

Kシリーズ端末エミュレータの環境設定ファイルは以下のフォルダに格納されます。

フォルダ名

パス

環境設定保存フォルダ

[システムドライブ]:\ProgramData\Fujitsu\KWSEMU\

Kシリーズ端末エミュレータのインストール時に、環境設定保存フォルダへのショートカットがスタートメニューの「図4.1 Kシリーズ端末エミュレータのフォルダ」に作成されます。
Kシリーズ端末エミュレータをインストールしたアカウント以外で利用する場合は、以下の手順にて上記フォルダにフルコントロールのアクセスを許可してください。


1.エクスプローラから環境設定保存フォルダ(KWSEMU)を右クリックし、プロパティを選択します。

注意

Windows(R)の設定により環境設定保存フォルダがエクスプローラで表示されない場合があります。この場合、スタートメニューの「図4.1 Kシリーズ端末エミュレータのフォルダ」にある「環境設定保存フォルダ」をクリックしてください。

また、「環境設定保存フォルダ」へのショートカットが不要である場合は、誤操作を防止するために、ショートカットを削除してください。


2.「KWSEMUのプロパティ」が表示されるので「セキュリティタブ」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。


3.「KWSEMUのアクセス許可」が表示されるので、「追加」ボタンで「グループ名またはユーザー名」に、Kシリーズ端末エミュレータの利用を許可するアカウントを追加します。


4.追加したアカウントに対し、フルコントロールのチェックボックスをチェックし、「OK」ボタンをクリックします。


5.「OK」ボタンをクリックし、アクセス許可の設定を完了します。


参考

Windows Vista(R) Business、Windows(R) 7 Professional を利用する場合、Kシリーズ端末エミュレータの利用者が所属するグループを作成しておくことで、グループ単位で環境設定保存フォルダへのアクセス許可を設定することができます。


注意

環境設定保存フォルダ配下のファイルはKシリーズ端末エミュレータの利用者以外からも参照が可能です。環境設定保存フォルダ配下には各種設定情報(プロファイル、マクロファイルなど)が格納されるため、システムのアカウント管理にてセキュリティを確保してください。


ポイント

環境設定保存フォルダに正しくアカウントを追加した場合でも使用端末をネットワークのドメイン環境に参加させた際に、「環境設定保存フォルダの(への) ~ に失敗しました」旨のメッセージが表示されることがあります。

このような場合は、ログインアカウントおよび所属グループのアカウントの状態についてドメインサーバの管理者に確認してください。