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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 クラスタ適用ガイド

D.3.1 AdvancedCopy Managerのサービス起動方法

AdvancedCopy Managerのサービスを起動します。

  1. 以下のすべての条件が満たされていることを確認します。

    • AdvancedCopy Manager用の引継ぎIPアドレスで通信できる

    • AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクがマウントされている

    • AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクがマウントされている (運用管理サーバ業務の場合)

    クラスタソフトウェアに設定が必要な場合は、使用しているクラスタソフトウェアのマニュアルを参照して、設定してください。

  2. 環境変数SWSTGNODEを設定します。

    起動する運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)または管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)の論理ノード名を、環境変数SWSTGNODEに設定してください。

    SWSTGNODE=<論理ノード名>
    export SWSTGNODE
  3. AdvancedCopy Managerのサービスを起動します。

    以下のコマンドを実行して、AdvancedCopy Managerのサービスを起動してください。

    • 運用管理サーバ業務の場合

      /opt/FJSVswstf/cluster/MgrStart
    • 管理対象サーバ業務の場合

      /opt/FJSVswstf/cluster/AgtStart
  4. クラスタシステムに適切な値の通知設定をします。

    手順3で実行した起動コマンドの終了ステータスを元に、クラスタシステムに適切な値の通知設定を行ってください。

    通知設定の詳細は、使用しているクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    表D.12 AdvancedCopy Managerサービスの起動に必要な情報

    項目

    内容

    環境変数SWSTGNODE

    論理ノード名

    AdvancedCopy Managerサービスの起動コマンド

    • 運用管理サーバ業務の場合 : /opt/FJSVswstf/cluster/MgrStart

    • 管理対象サーバ業務の場合 : /opt/FJSVswstf/cluster/AgtStart

    AdvancedCopy Managerサービスの起動コマンドの終了ステータス

    • 成功した場合 : 0

    • 失敗した場合 : 1