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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 クラスタ適用ガイド

10.1 Windows版クラスタシステムで必要なリソース

AdvancedCopy Manager CCMをWindows版クラスタシステムに導入する場合、以下のリソースが必要です。

  1. 共有データ用共有ディスク

    AdvancedCopy Manager CCMの共用データを格納するボリュームです。

    信頼性や更新時性能などを考慮して、AdvancedCopy Manager CCM専用の新しいボリュームを使用することを推奨します。

    AdvancedCopy Manager CCMに必要な容量の詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」にある「動的ディスク容量」を参照してください。

    注意

    AdvancedCopy Manager CCMの共有データ用共有ディスクを指定する場合は、以下の点に注意してください。

    • 共有データ用共有ディスクは、クラスタの共有ディスクとして定義してください。

    • AdvancedCopy Managerを利用してバックアップ、レプリケーションを実施しないディスクを割り当ててください。

    • AdvancedCopy Manager CCMのコピー元、コピー先、およびアクセスボリューム以外のディスクを割り当ててください。

    • 共有データ用共有ディスクに、ファイルシステムを作成してください。

    • ファイルシステムで使用するため、マウントできるようにしてください。

    • Quorumディスク以外のディスクを使用してください。

  2. AdvancedCopy Manager CCM用の共有データを格納するパーティション

    AdvancedCopy Manager CCM用の共有データを格納するパーティションを、共有ディスク上に準備します。必要なパーティション数は下表のとおりです。AdvancedCopy Manager CCMの業務ごとに必要なパーティション数であることに注意してください。

    表10.1 AdvancedCopy Manager CCMの業務ごとに必要なパーティション数

    名称

    CCMサーバ業務

    共有データ用共有ディスク

    1

    パーティション数の合計

    1

  3. 4.1.4 AdvancedCopy Manager CCMに必要なリソース」に記載されているリソース