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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

9.1.2 asadminコマンドの共通オプション

以下のオプションは、サポートしているasadminコマンドでの共通なオプションです。

オプション名

簡略名

説明

--port

-p

接続先ポートを指定します。

--user

-u

Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザーIDを指定します。

--passwordfile

なし

パスワードエントリを格納しているファイルの名前を指定します。

それぞれのオプションについて以下に説明します。

--port

Interstage Java EE 6 DASサービスの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を指定します。本オプションが省略された場合、デフォルト値の「12011」が使用されます。

--user

Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザーIDを指定します。
本オプションが省略された場合は、デフォルト値の「admin」が使用される場合と、コマンド実行時に管理ユーザーIDの入力を求められる場合があります。管理ユーザーIDの入力を求められた場合、デフォルトの管理ユーザーID「admin」を入力してください。

--passwordfile

パスワードエントリを格納しているファイルの名前を指定します。
Interstage Java EE 6 DASサービスのログインパスワードを指定するには「AS_ADMIN_PASSWORD」を記述します。
その他、指定できるパスワードについては各サブコマンドの説明を確認してください。
本オプションが省略された場合は、コマンド実行時にログインパスワードの入力を求められます。指定した管理ユーザーIDに該当するパスワードを入力してください。

またファイルに使用できるエンコーディングは以下となります。

  • SJIS

  • EUC

  • UTF-8

パスワードファイルの書式は、以下のとおりです。

AS_ADMIN_PASSWORD=パスワード


なお、パスワードに「\」(バックスラッシュ)を使用している場合は、「\」でエスケープして記載してください。

パスワードが「the\password」の場合

AS_ADMIN_PASSWORD=the\\password



パスワードファイルのファイルパスのセパレータに使用可能な文字は、'/'または'\\'です。以下に例を示します。

C:/password.txt