以下のオプションは、サポートしているasadminコマンドでの共通なオプションです。
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--port | -p | 接続先ポートを指定します。 |
--user | -u | Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザーIDを指定します。 |
--passwordfile | なし | パスワードエントリを格納しているファイルの名前を指定します。 |
それぞれのオプションについて以下に説明します。
Interstage Java EE 6 DASサービスの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を指定します。本オプションが省略された場合、デフォルト値の「12011」が使用されます。
Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザーIDを指定します。
本オプションが省略された場合は、デフォルト値の「admin」が使用される場合と、コマンド実行時に管理ユーザーIDの入力を求められる場合があります。管理ユーザーIDの入力を求められた場合、デフォルトの管理ユーザーID「admin」を入力してください。
パスワードエントリを格納しているファイルの名前を指定します。
Interstage Java EE 6 DASサービスのログインパスワードを指定するには「AS_ADMIN_PASSWORD」を記述します。
その他、指定できるパスワードについては各サブコマンドの説明を確認してください。
本オプションが省略された場合は、コマンド実行時にログインパスワードの入力を求められます。指定した管理ユーザーIDに該当するパスワードを入力してください。
またファイルに使用できるエンコーディングは以下となります。
SJIS
EUC
UTF-8
パスワードファイルの書式は、以下のとおりです。
AS_ADMIN_PASSWORD=パスワード |
なお、パスワードに「\」(バックスラッシュ)を使用している場合は、「\」でエスケープして記載してください。
例
パスワードが「the\password」の場合
AS_ADMIN_PASSWORD=the\\password
パスワードファイルのファイルパスのセパレータに使用可能な文字は、'/'または'\\'です。以下に例を示します。
C:/password.txt |