■サーバーログの場合
ログファイルはローテーションできます。ローテーションの条件は「ログサイズ」のみです。
指定した条件を満たした場合、ローテーションが実行された時刻が付加された名前で保存されます。
例として、2012年1月7日15時23分30秒にローテーションの条件を満たした場合、以下のファイル名でサーバーログが保存されます。
server.log_2012-01-07T15-23-30
ローテーションに関しては、以下の項目が設定できます。
1048576~536870912バイトの範囲で、ログファイルの最大サイズを指定します。デフォルト値は1048576バイトです。
ログファイルが指定したサイズに達するとローテーションされます。
ローテーションしたログファイルを保管する世代数を1~9の範囲で指定します。
保管するログファイルの数が指定した世代数を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。デフォルト値は1世代です。
上記の設定項目は、asadminコマンドにより変更可能です。
asadminコマンドのset-log-attributesサブコマンド
設定項目は、「9.1.13.2 set-log-attributesサブコマンド」、「8.4.9 ロガーの定義項目」を参照してください。
注意
世代数を減らした場合、次回のローテーションで設定した世代数にあわせて、ログファイルが削除されます。
出力先ディレクトリにローテーション後のファイル名と同じ形式のファイルを作成しないでください。
■HTTPアクセスログの場合
ログファイルはローテーションできます。ローテーションの条件は「時間間隔」です。
Interstage Java EE 6 DASサービス起動時点より1日間隔でローテーションされます。
ローテーション後のファイル名は、ローテーションが実行された時刻を付加した名前で保存されます。
server_access_log.YYYY_MM_DD-hh_mm_ss.txt
ローテーションに関しては、以下の項目が設定できます。
ローテーションしたログファイルを保管する世代数を、1~999の範囲で指定します。
保管するログファイルの数が、指定した世代数を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。デフォルト値は5世代です。
上記の設定項目は、asadminコマンドにより変更可能です。
asadminコマンドのsetサブコマンド
「configs.config.http-serviceの定義項目」の「世代数」
設定項目は「8.4.3 HTTPサービスの定義項目」または「9.2.3.1 configs.config.http-serviceの定義項目」を参照してください。
注意
Interstage Java EE 6 DASサービスを再起動した場合、または、設定変更した場合、ローテーションされたログファイルは削除されませんので、手動で削除してください。
出力先ディレクトリにローテーション後のファイル名と同じ形式のファイルを作成しないでください。
ローテーション時間経過後、最初のログ出力時にローテーションされます。