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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

3.1.1 Java EE 6運用環境

Java EE 6の実行環境としてInterstage Java EE 6 DASサービスを提供します。また、asadminコマンドによる運用操作を提供します。

注意

Interstage Java EE 6では、Java EE 6規約に準拠したアプリケーションの実行環境を提供します。
ただし、以下の機能は制限となるため、アプリケーションを開発する際の実行環境として使用してください。そのため、システム稼働に向けたテストおよびシステム稼働は、制限解除後に行ってください。

  • IJServerクラスタ、IJServerクラスタの複数プロセス構成、縮退運用

  • Java VMプロセスの生死監視

  • Javaヒープ/Permanent世代領域不足時の制御

  • アプリケーション最大処理時間の監視

  • 予兆監視

  • 管理コンソール(WebベースのGUIツール)

  • その他、運用時に必要となる機能・設定項目

asadminコマンドから実行された運用操作は、直接、ユーザアプリケーションの運用されるJava VMであるInterstage Java EE 6 DASサービスが受付、処理します。asadminコマンドの運用操作は、Interstage Java EE 6 DASサービスの運用管理用HTTPリスナーポートを参照しているので、チューニングは「運用管理用HTTPリスナー」を参照してください。



図中の各要素について、以下に説明します。

asadminコマンド

CLIでの運用操作を受け付けます。

Interstage Java EE 6 DASサービス

Interstage Java EE 6の運用管理を行うサービスです。asadminコマンドからの運用操作依頼を受け付けます。また、アプリケーション開発用の実行環境として、アプリケーションやリソースを配備して実行できます。

ドメイン

Java EE 6の運用環境です。