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Interstage Application Server マルチサーバ運用ガイド
Interstage

B.1 プロビジョニング機能

プロビジョニング機能とは、業務ニーズに合わせて、新しい業務システムの構築や既存システムの変更を簡易に実現する機能です。業務の変化や変動を想定して、あらかじめ準備した資源を必要に応じて簡易に割り当てることができます。
Interstage Application Serverでは、Systemwalker Resource Coordinatorが提供するサーバプロビジョニング機能と連携して、本機能を提供します。
本機能により、Systemwalker Resource Coordinatorのサーバプロビジョニング機能を使用してInterstage Applicaton Serverを運用するサーバの追加が簡易に行うことができます。
また、プロビジョニング機能のリパーパシング機能を使用することにより、より高速にサーバの用途替え(サーバグループ間のサーバ移動)を行うことができます。サーバの用途替えを行うことで、サーバ資源の利用効率を向上できます。

以下のように、平日/休日、時間帯などでサーバ用途を切り替えるようなスケジュール管理を行うことができます。

  • 昼間はInterstageを利用したオンライン業務を運用するサーバ、夜間は他の用途に使用するサーバに用途を替える。

  • 多階層システムのWebサーバとアプリケーションサーバ間で負荷バランスに合わせて用途を替える。

  • 月次、週次などの負荷が増加するタイミングでの一時的なサーバ増強(他用途のサーバを計画的に用途換え)を行う。

参照

Systemwalker Resource Coordinatorのサーバプロビジョニング機能の詳細については、Systemwalker Resource Coordinatorのマニュアルを参照してください。


注意

  • プロビジョニング機能を使用するには、Systemwalker Resource Coordinatorが必要です。

  • プロビジョニング機能における管理サーバ/管理対象サーバは、以下のオペレーティングシステムで運用できます。

      

    管理サーバ

    管理対象サーバ

    ○: 運用できます。