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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
Interstage

1.10.12 AliasDefインタフェース

1.10.12.1 CORBA_AliasDef__get_original_type_def()

名前

CORBA_AliasDef__get_original_type_def

形式

#include <orb.h>
#include <InterfaceRep.h>
CORBA_IDLType  CORBA_AliasDef__get_original_type_def(
      CORBA_Object  obj,
      CORBA_Environment  *env );

機能説明

AliasDefオブジェクトの元のデータ型のオブジェクトリファレンスを返します。
本関数はオブジェクトリファレンスを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_Object_release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

obj

AliasDefオブジェクト。

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、AliasDefオブジェクトの元のデータ型のオブジェクトリファレンスが返されます。
異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが返され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。

_idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

1.10.12.2 継承されて使用できる関数

(1) CORBA_AliasDef__get_def_kind
(2) CORBA_AliasDef__get_id
(3) CORBA_AliasDef__get_name
(4) CORBA_AliasDef__get_defined_in
(5) CORBA_AliasDef_describe

(1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
“CORBA_IRObject”の部分を“CORBA_AliasDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“1.10.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。


(2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
“CORBA_Contained”の部分を“CORBA_AliasDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“1.10.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。