メッセージ配信異常時のメッセージの取扱いについて説明します。
メッセージキューの環境条件によっては、メッセージを同報グループ内のすべての配信先のメッセージキューへ配信できない場合があります。
以下のような原因によりメッセージを配信できない場合、メッセージは、配信元のメッセージキューに保存され滞留します。
配信元のメッセージキューが受信禁止状態である。
配信先のメッセージキューが送信禁止状態である。
配信先のメッセージキューにメッセージを格納する分の空き領域がない。
配信先のメッセージキューのメッセージの最大長が送信メッセージの長さより小さい。
滞留中のメッセージについては、サービス環境定義(MC_MAINセクションのretryキーワード)で指定された“再配信リトライ間隔”に従って再配信が試みられます。サービス環境定義の詳細については、“9.3.3.1 サービス環境定義の記述”を参照してください。