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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
Interstage

8.3.11 mqd_peekmsg (メッセージを参照する)

機能説明

メッセージキュー内のメッセージを参照します。

記述形式

#include "mqdapi.h"
int mqd_peekmsg(MQD_MessageQueue *queue, int mode, MQD_MessageHeader *mhbuffer, MQD_MessageBody *mbbuffer, long mblength, int cursor, MQD_Environment *env)

パラメタ

queue

mqd_connectq関数から返されたメッセージキューへのポインタをそのまま指定します。

mode

メッセージがない場合の対処を指定します。

MQD_Q_MODE_ASYNC: 非同期モード

メッセージがない場合は、すぐに復帰します。

MQD_Q_MODE_SYNC: 同期モード

メッセージが到着するまで待ちます。

mhbuffer

メッセージヘッダを入れる領域へのポインタを指定します。領域は発行元が用意します。メッセージヘッダ(MQD_MessageHeader構造体)の詳細については、“8.3.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。

mbbuffer

メッセージ本体を入れる領域へのポインタを指定します。領域は発行元が用意します。メッセージ本体(MQD_MessageBody構造体)の詳細については、“8.3.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。

mblength

mbbufferで指定した領域の長さを指定します。

cursor

メッセージを参照した後のカーソルの位置づけを指定します。

MQD_Q_CURSOR_NEXTUNIT:

メッセージを参照した後カーソルを次のユニットの先頭メッセージに位置づけます。

MQD_Q_CURSOR_CURRENT:

メッセージを参照した後カーソルを動かしません。

MQD_Q_CURSOR_NEXTMSG:

メッセージを参照した後カーソルを次のメッセージに位置づけます。

env

例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

MQD_ERR_SYNTAX
MQD_ERR_NOSYSTEM
MQD_ERR_NOCONNECT
MQD_ERR_INVALIDAPI
MQD_ERR_NOCONNECTQUE
MQD_ERR_DOWNRCV
MQD_ERR_DEADLOCK
MQD_ERR_BACKOUT
MQD_ERR_IO
MQD_ERR_NOMEMORY
MQD_ERR_PROCESSOVER
MQD_ERR_BUFFERLACK
MQD_ERR_TRANFILE
MQD_ERR_MSGFILE
MQD_ERR_UNITMSGOVER
MQD_ERR_UNITSUMOVER
MQD_ERR_NOQUE
MQD_ERR_NOMSG
MQD_ERR_QUEEND
MQD_ERR_QUERINHIBIT
MQD_ERR_PURGEMSG
MQD_ERR_MSGBODYLENGTH
MQD_ERR_PEEKMODE
MQD_ERR_CURSORMODE

MQD_ERR_OTHERTHR

復帰値

本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。

正常時:0
異常時: -1

注意事項