機能説明
MQDの管理しているメッセージキューの名前の一覧を通知します。
記述形式
#include "mqdapi.h" int mqd_getqlist(MQD_System *system, MQD_QueueName *qnamearray, int *qnum, MQD_Environment *env)
パラメタ
mqd_connect関数から返されたMQDシステム情報へのポインタをそのまま指定します。
メッセージキュー名の配列の先頭を指すポインタを指定します。メッセージキュー名の一覧が通知されます。qnumで指定した分の領域を用意する必要があります。メッセージキュー名の一覧(MQD_QueueName構造体)の詳細については、“8.3.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。
作成済のメッセージキューの総数を指定します。本関数から復帰したときに、qnumで指定した数が、実際のメッセージキューの個数に置き換えられます。また、この数が実際のメッセージキューの個数より小さい場合には、指定した数のメッセージキュー名の一覧が通知され、エラー詳細コード“MQD_ERR_ARRAYLACK ”が返されます。
例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。
MQD_ERR_SYNTAX,
MQD_ERR_NOSYSTEM
MQD_ERR_NOCONNECT
MQD_ERR_IO
MQD_ERR_NOMEMORY
MQD_ERR_ARRAYLACK
MQD_ERR_NOQUEEXIST
MQD_ERR_QNUM
復帰値
本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。
正常時:0
異常時: -1
注意事項
メッセージキュー名の一覧を通知する場合には、MQDへ接続しておく必要があります。