サインオフのURLを業務サーバで運用しているCGIなどのWebアプリケーションで利用することができます。業務サーバは、サインオフのURLをHTTPリクエストヘッダに付加することでWebアプリケーションへ通知しますので、Webアプリケーションはそれぞれのインタフェースを通じてHTTPリクエストヘッダを参照することでサインオフのURLを取得できます。たとえば、CGIならば環境変数より取得できます。
サインオフのURLをWebアプリケーションに通知する場合は、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[Webアプリケーションとの連携]の[サインオフURLの通知]を“通知する”に設定してください。
なお、サインオフのURLは、セションの管理を行う場合にのみ通知することができます。
Webアプリケーションでの利用方法
サインオフURLは以下の環境変数名、およびHTTPリクエストヘッダで通知されます。なお、通知される値はUTF8エンコードされています。
環境変数名 | HTTPリクエストヘッダ | 通知例 |
HTTP_X_FJ_SSO_SIGN_OFF_URL | X-FJ-SSO-SIGN-OFF-URL:値 | https://authserver.fujitsu.com:443/ssoatcag?fj-is-sso-request=sign-off |