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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
Interstage

30.1 異常情報の参照

J2EEアプリケーションの異常情報は次の箇所に出力されます。

それぞれの出力先を下表に示します。

  

異常情報

出力先

対象製品

サーバ

コンテナログ

  • アプリケーションの標準出力、標準エラー出力

  • GenericServletクラスのlogメソッドの出力

  • ServletContextクラスのlogメソッドの出力

  • EJBコンテナログ/Servletコンテナログ

  • EJBコンテナ/Servletコンテナのエラーメッセージ

  • EJBのスナップ出力

  • Webサービスのログ


[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\log\[プロセス通番]\container.log (注2)

[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/log/[プロセス通番]/container.log (注2)

全製品

コンテナ情報ログ

  • Java VMプロセスの起動情報(ARGV、ENV)

  • Java VMプロセスの起動エラーメッセージ

  • スレッドダンプ

  • コンテナログに出力できないメッセージ (注1)


[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\log\[プロセス通番]\info.log (注2)

[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/log/[プロセス通番]/info.log (注2)

全製品

メッセージ

システムログ

全製品

クライアント

ユーザアプリケーションの例外情報(Exception)

アプリケーションに通知されます。

全製品

メッセージ

コマンドの実行画面

全製品

Webのメッセージおよびステータスコード

Webブラウザのページ

全製品

注1)

テキストエディタの種類によっては、IJServerログファイルを開いたままアプリケーションを実行した場合に、メッセージが出力されないことがあります。その場合、コンテナ情報ログ(info.log)に以下のメッセージが出力されています。コンテナ情報ログ(info.log)に本メッセージを出力できなかった場合は、同じディレクトリに“IJLogger_err.log”というファイルが生成され、このファイルに出力されます。

  • ERROR: The output of a message was not processed normally.
    Please check whether the file is opened or there is any authority of writing.

上記メッセージが出力されていた場合は、以下の対処を行ってください。

  • IJServerログファイルを閉じる

  • IJServerログに対して書き込み権限があるか確認する

  • 他のプロセスでIJServerログファイルが使用されていないか確認する

注2)

デフォルトの出力先です。出力先はInterstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [ログ出力ディレクトリ]で変更できます。