ここでは、EJBゲートウェイ・アプリケーションを使用したEJBサービスの業務運用について説明します。
事前準備
EJBゲートウェイ・アプリケーションを使用したEJBサービスの業務運用を行う場合、事前に以下の作業を行ってください。
EJBアプリケーションを運用可能な状態にします。
EJBアプリケーションの運用方法については、“第3章 J2EEアプリケーションの運用”を参照してください。
EJBゲートウェイ・アプリケーションを以下のサービスがインストールされた環境に配置してください。
CORBAサービス
EJBサービス
Java実行環境(Linuxの場合)
詳細は、“システム設計ガイド”の“ソフトウェア条件”を参照してください。
なお、EJBゲートウェイ・アプリケーションを構成する以下のクラスファイルも合わせて配置し、環境変数CLASSPATHに設定してください。
EJBアプリケーションを配備した結果、生成されるクライアント配布物
IDLcコマンドにより生成されるスケルトンのクラスファイル
運用の流れ
EJBゲートウェイ・アプリケーションを介したEJBサービスの業務を行う場合の、運用の流れを以下に示します。
DBMSの起動
EJBアプリケーションがデータベースを使用する場合は、DBMSを起動してください。データベースの運用の詳細については、各DBMSのマニュアルを参照してください。
Interstageの起動
Interstage管理コンソールを使用してInterstageを起動してください。Interstageの起動の詳細は“運用ガイド(基本編)”の“Interstageの起動”を参照してください。
IJServerの起動
業務運用を開始するために、IJServerを起動してください。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
EJBゲートウェイ・アプリケーションの起動
起動用ファイルによりEJBゲートウェイ・アプリケーションを起動します。
起動用ファイルは、「スタートメニュー」の「ファイル名を指定して実行」ダイアログで起動するか、コマンドプロンプト画面から起動します。
注意
「ファイル名を指定して実行」ダイアログで起動、またはコマンドプロンプト画面から起動する場合は、オペレーティングシステムにログインしてください。
業務運用
クライアントからデータを入力し、業務を運用します。
EJBゲートウェイ・アプリケーションの停止
EJBゲートウェイ・アプリケーションを停止してください。
IJServerの停止
業務運用を停止するために、IJServerを停止してください。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
Interstageの停止
Interstageを停止してください。
DBMSの停止
データベースを使用した場合は、DBMSを停止してください。