ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Interstage HTTP Server 運用ガイド
Interstage

3.2.28 CGIプログラム実行許可の設定

環境定義ファイル(httpd.conf)において、以下に示すディレクティブを設定することにより、CGIプログラムの実行を許可します。
CGIプログラムを実行するための設定例を以下に示します。

注意

  • Interstage HTTP ServerがCGIプログラムに対するリクエストを受信した場合、Interstage HTTP Serverのプロセス(Windows(R)の場合はデーモンプロセス、Solaris/Linuxの場合は通信プロセス)から新たにCGI用プロセスを生成し、そのプロセス上でCGIプログラムを実行します。なお、CGIプログラムが終了すると、CGI用プロセスも終了します。

  • CGIプログラムから標準エラー出力されたメッセージは、Interstage HTTP Serverのエラーログ(ログレベル「error」)に出力されます。


  • CGIプログラムには、Userディレクティブで設定したユーザ、またはGroupディレクティブで設定したグループの実行権限を設定する必要があります。

CGIプログラム用のディレクトリを作成する場合


指定したディレクトリ「C:\Interstage\F3FMihs\servers\FJapache\cgi-bin」をCGIプログラム用のディレクトリとして設定し、Webブラウザ(クライアント)から「/cgi-bin」配下のURLが指定された際に、ディレクトリ「C:\Interstage\F3FMihs\servers\FJapache\cgi-bin」配下のファイルをCGIプログラムとして動作させる場合

LoadModule cgi_module     "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_cgi.so"

ScriptAlias   /cgi-bin/ "C:/Interstage/F3FMihs/servers/FJapache/cgi-bin/"


指定したディレクトリ「/opt/FJSVihs/servers/FJapache/cgi-bin」をCGIプログラム用のディレクトリとして設定し、Webブラウザ(クライアント)から「/cgi-bin」配下のURLが指定された際に、ディレクトリ「/opt/FJSVihs/servers/FJapache/cgi-bin」配下のファイルをCGIプログラムとして動作させる場合

LoadModule cgi_module     "/opt/FJSVihs/modules/mod_cgi.so"

ScriptAlias   /cgi-bin/ "/opt/FJSVihs/servers/FJapache/cgi-bin/"

拡張子によりCGIプログラムを特定する場合


指定した拡張子「cgi」をCGIプログラム用の拡張子として設定し、Webブラウザ(クライアント)からファイル名の拡張子「cgi」のURLが指定された際に、そのファイルをCGIプログラムとして動作させる場合

LoadModule cgi_module     "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_cgi.so"

<Directory C:/Interstage/F3FMihs/servers/FJapache/htdocs>
    Options ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi
</Directory>


指定した拡張子「cgi」をCGIプログラム用の拡張子として設定し、Webブラウザ(クライアント)からファイル名の拡張子「cgi」のURLが指定された際に、そのファイルをCGIプログラムとして動作させる場合

LoadModule cgi_module     "/opt/FJSVihs/modules/mod_cgi.so"

<Directory /opt/FJSVihs/servers/FJapache/htdocs>
    Options ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi
</Directory>