ここでは、抽出サーバセットで動作する、データ抽出エージェント、データ抽出セル、DSSクライアント機能がディスク上に出力する各種ファイルの見積もり式について説明します。
データ抽出エージェント、データ抽出セルのログファイルのサイズ(メガバイト)
( Dn + 1 )×Lz ×2
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
サーバ内データ抽出セル数 | Dn | 抽出サーバ内で起動される、データ抽出セルの最大数を指定します。 |
動作ログファイルの切り替えサイズ | Lz | データ抽出エージェント動作環境定義ファイルの"LogFileSize"パラメタで定義されている、抽出制御ログファイルの切り替えを行う、ファイルサイズを指定します。単位はメガバイトです。 |
データ抽出エージェント、データ抽出セルのコアファイルのサイズ(メガバイト)
データ抽出エージェントまたはデータ抽出セルに異常が発生した場合、コアファイルが採取される場合があります。障害調査時に必要となるため、抽出サーバにはコアファイルを採取する領域を用意してください。
MemSize × α
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
データ抽出セルのメモリ使用量 | MemSize | データ抽出セルのメモリ使用量です。 |
安全率 | α | コアファイルを確実に採取するため、安全率を指定します。1.3以上の値を指定してください。 |
DSSクライアント機能のログファイルのサイズ(メガバイト)
DSSクライアント機能の運用ログを出力するために、/varディレクトリ配下に以下のディスク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
2048 + 100 × Fs
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ファイルシステム数 | Fs | DSSサーバで運用するファイルシステムの数です。 |
注意
オールインワン構成の場合は、DSSクライアントはインストールされないため、DSSクライアント機能のログファイルサイズの見積もりを行う必要はありません。