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Interstage Information Storage  導入ガイド
Interstage

A.1.4 抽出サーバセットのメモリ見積もり式

ここでは、抽出サーバセットで動作する、データ抽出エージェントとデータ抽出セル、DSSクライアント機能のメモリ使用量の見積もり式について説明します。


ポイント

min()については、抽出処理時の最大相乗り数と8のいずれか小さい方を指定してください。


表A.10 データ抽出セルのメモリ使用量の変動要因

変動要因

記号

説明

抽出処理時の最大相乗り数

M

抽出処理時の相乗り数を指定します。
抽出制御動作環境定義ファイルの"MaxMultiCount"パラメタで定義されているデータ抽出セル抽出依頼時の最大相乗り件数の値を指定してください。

1レコードの最大サイズ

rz

抽出対象となる蓄積データファイルの、1レコードの最大サイズを指定します。単位はバイトです。

サーバ内データ抽出セル数

Dn

抽出サーバ内で起動される、データ抽出セルの最大数を指定します。
抽出制御動作環境定義ファイルの"DECell"パラメタのうち、パラメタ内で指定されたホスト名が見積もり対象のサーバと同じものの数を指定してください。


注意

  • オールインワン構成の場合は、DSSクライアントはインストールされないため、DSSクライアント機能のメモリの見積もりを行う必要はありません。

  • 抽出条件式に部分文字指定、文字範囲指定および数値範囲指定の抽出を実行する場合には、抽出サーバセットで多くのメモリを使用することがあります。詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“部分文字指定”を参照してください。