ここでは、IIS クライアントセット上で動作するAPI連携機能、DSSクライアント機能のメモリ使用量の見積もり式について説明します。
API連携機能のメモリ使用量(バイト)
API連携機能を使用した場合のメモリ見積もりは、以下の式のとおりとなります。
メモリ使用量 = (基本メモリ使用量 + データ取得時に変動するメモリ使用量) ×多重度(注)
注) API連携機能の抽出処理の多重度
基本メモリ使用量(バイト)
CSVの場合: 0 XMLの場合: 10 × 1024 ×1024
データ取得時に変動するメモリ使用量(バイト)
20 × H + R
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
抽出結果の件数 | H | 抽出条件を満たす件数 |
取得データ長 | R | readDataメソッド/readDataExメソッドの呼出し1回当たりで取得するデータ長 |
DSSクライアント機能のメモリ見積もり式(メガバイト)
DSSクライアント機能のメモリ見積もりは以下の式のとおりとなります。
100 + 100 × Fs
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ファイルシステム数 | Fs | DSSサーバで運用するファイルシステムの数です。 |
注意
オールインワン構成の場合は、DSSクライアントはインストールされないため、DSSクライアント機能のメモリの見積もりを行う必要はありません。