抽出制御サーバのファイル・ディレクトリサイズ見積もり式
ここでは、抽出制御サーバで動作する、抽出制御プロセス、資源情報管理常駐プロセスがディスク上に出力する各種ファイルの見積もり式について、説明します。
抽出制御ログファイルのサイズ(メガバイト)
Lz × Gn
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ログファイルの切り替えサイズ | Lz | 抽出制御動作環境定義ファイルの"LogFileSize"パラメタで定義されている、抽出制御ログファイルの切り替えを行うファイルサイズを指定します。単位はメガバイトです。 |
ログの世代数 | Gn | 抽出制御ログファイルのログを保存する世代数を指定します。 |
抽出制御コアファイルのサイズ(メガバイト)
抽出制御プロセスに異常が発生した場合、コアファイルが採取される場合があります。障害調査時に必要となるため、抽出制御サーバにはコアファイルを採取する領域を用意してください。
MemSize × α
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
抽出制御プロセスのメモリ使用量 | MemSize | 抽出制御プロセスのメモリ使用量です。“抽出制御サーバのメモリ見積もり式”で見積もったサイズとなります。単位はメガバイトです。 |
安全率 | α | コアファイルを確実に採取するため、安全率を指定します。1.3以上の値を指定してください。 |
資源管理ログファイルのサイズ(バイト)
Sm × Gn
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ログファイルの切り替えサイズ | Sm | 資源管理動作環境定義ファイルの" DE_SYSLOGMAX "パラメタで定義されている、資源管理ログファイルの切り替えを行うファイルサイズを指定します。単位はバイトです。 |
ログの世代数 | Gn | 資源管理ログファイルを保存する世代数を指定します。資源管理ログファイルの世代管理を行う場合は、「2」となります。 |
注意
資源管理常駐プロセスと資源管理コマンド、カテゴリ定義コマンドについては、資源管理ログファイルを共有します。
資源管理ログファイルの世代管理を行わない場合は、自動で削除を行いません。ログファイル削除を行う場合は、OSのコマンドにて世代数を超過したファイルを削除してください。
フェイルオーバ機能使用時には、本ログファイルへのデータの書込み量が増加します。格納先のディスク容量が不足しないよう、定期的に削除を実施してください。
ポイント
マルチサーバ構成時、制御サーバセットとローダサーバセットを同じサーバマシン上に配置する場合、資源管理ログファイルとロードコマンドのログファイルは同じファイルを共有します。
資源管理調査用ログファイルのサイズ(バイト)
Um × Gn
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ログファイルの切り替えサイズ | Um | 資源管理動作環境定義ファイルの" DE_USRLOGMAX "パラメタで定義されている、資源管理調査用ログファイルの切り替えを行うファイルサイズを指定します。単位はバイトです。 |
ログの世代数 | Gn | 資源管理調査用ログファイルを保存する世代数を指定します。資源管理調査用ログファイルの世代管理を行う場合は、「2」となります。 |
注意
資源管理常駐プロセスと資源管理コマンド、カテゴリ定義コマンドについては、資源管理調査用ログファイルを共有します。
資源管理調査用ログファイルの世代管理を行わない場合は、自動で削除を行いません。ログファイル削除を行う場合は、OSのコマンドにて世代数を超過したファイルを削除してください。
フェイルオーバ機能使用時には、本ログファイルへのデータの書込み量が増加します。格納先のディスク容量が不足しないよう、定期的に削除を実施してください。
ポイント
マルチサーバ構成時、制御サーバセットとローダサーバセットを同じサーバマシン上に配置する場合、資源管理調査用ログファイルとロードコマンドの調査用ログファイルは同じファイルを共有します。
資源管理コアファイルのサイズ(メガバイト)
資源管理に異常が発生した場合、コアファイルが採取される場合があります。障害調査時に必要となるため、資源情報管理サーバにはコアファイルを採取する領域を用意してください。
MemSize × α
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
資源管理のメモリ使用量 | MemSize | 資源管理のメモリ使用量です。“資源情報管理サーバのメモリ見積もり式”で見積もったサイズとなります。単位はメガバイトです。 |
安全率 | α | コアファイルを確実に採取するため、安全率を指定します。1.3以上の値を指定してください。 |
資源情報管理サーバのファイル・ディレクトリサイズ見積もり式
ここでは、資源情報管理サーバで動作する、資源管理がディスク上に出力する各種ファイルの見積もり式について、説明します。
ポイント
カテゴリ定義コマンドについては、ログファイルを資源管理常駐プロセス、資源管理コマンドと共有するため、ここで見積もりを行う必要はありません。
DSSサーバのファイル・ディレクトリサイズ見積もり式
ここでは、DSSサーバで動作するDSSサーバ機能がディスク上に出力する各種ファイルの見積もり式について説明します。
DSSサーバ機能のログファイルのサイズ(メガバイト)
DSSサーバ機能の運用ログを出力するために、/varディレクトリ配下に以下のディスク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
2048 + 2048 × Fs
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ファイルシステム数 | Fs | DSSサーバで運用するファイルシステムの数です。 |
注意
オールインワン構成の場合は、DSSサーバはインストールされないため、DSSサーバ機能のログファイルサイズの見積もりを行う必要はありません。