サーバの設定内容について説明します。
ウィンドウ
マルチ(M) | X サーバの表示領域を Windows の画面全体にし、X クライアントのウィンドウを Windows のウィンドウとして表示する方法です。この表示方法の場合、ルート画面は表示されません。 |
シングル(S) | X サーバの表示領域 (ルート画面) を1つのウィンドウにする表示方法です。 |
パニングスクロール使用(B) | パニングスクロールはウィンドウがマルチの場合にのみ設定可能です。これを有効にすると、ウィンドウが画面外にはみ出ている時に、マウスをその方向の画面外に移動させると、ウィンドウが逆方向に移動します。 |
仮想スクリーンサイズ(I) | 仮想スクリーンサイズはウィンドウがシングルの場合にのみ有効です。この項目に指定したサイズでルート画面が作成されます。実際のWindows の画面サイズより大きな値が指定された場合は、PC-X のウィンドウにスクロールバーが表示され、仮想的にスクリーンサイズが広げられます。なお、この項目に指定できる値は、(Windows の画面サイズ/2)~32767です。 |
バッキングストア
バッキングストア機能はウィンドウに表示されている内容をメモリに格納する機能です。これを用いることで、画面の再描画時に高速に再表示を行うことが可能になります。
行う | バッキングストア機能を常に使用します。 |
マップ時のみ | バッキングストア機能をウィンドウがマップ (表示) されている時のみ使用します。 |
行わない | バッキングストア機能を使用しません。 |
セーブアンダ | セーブアンダ機能はバッキングストアの設定を「行う」か「マップ時のみ」に設定した場合のみ設定可能です。セーブアンダ機能を有効にすると、ウィンドウで隠された領域をバッキングストアに格納します。 |
注意
バッキングストア機能、セーブアンダ機能に対応していない X クライアントがあります。
タイムアウト
X クライアント起動時の接続待ち時間 (秒) を指定します。指定可能な値は1~999です。
ディスプレイID
X サーバが使用するディスプレイID を指定します。設定可能な値は0~999です。
参考
異なるディスプレイID の X サーバは同時に起動することが可能です。
最終クライアント終了時に X サーバを終了する
この項目を有効にすると、X サーバに表示している X クライアントが全て終了した際に、X サーバを自動的に終了します。
アイコン
X サーバのアイコンを変更します。