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FUJITSU PC-X 1.5 ユーザーズガイド

3.1.3 UXP/DS サーバへの接続

UXP/DS サーバへの接続方法として、本製品では以下の方法を提供します。

接続方法

ログイン画面

ターミナルエミュレータ (sh)

ターミナルエミュレータ (csh)

システム管理

X サーバ起動

それぞれの接続方法について説明します。

3.1.3.1 ログイン画面による接続

ログイン画面によるログインを行う場合、2つの方法があります。

  1. [スタート]メニューから [UXP/DS ログイン画面] を起動する。

  2. FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、ログイン画面を選択する。

ログイン画面による接続の場合、PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。

ログイン画面を起動すると、PC-X が起動し、UXP/DS のログイン画面が表示されます。

こちらからユーザ名とパスワードを入力することにより、実機と同じように使うことができます。

参考

ログイン画面が表示されない場合は、"6.1.1 ログイン画面が表示されない" を参照してください。

3.1.3.2 ターミナルエミュレータによる接続

ターミナルエミュレータによるログインを行う場合、2つの方法があります。

  1. [スタート]メニューから [UXP/DS ターミナルエミュレータ (sh)] あるいは [UXP/DS ターミナルエミュレータ (csh)] を起動する。

  2. FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、ターミナルエミュレータ (sh) あるいはターミナルエミュレータ (csh) を選択する。

なお、ターミナルエミュレータによる接続がターミナルエミュレータ (sh) とターミナルエミュレータ (csh)の2つありますが、接続する際のユーザがシェルとして sh を使用している場合は、ターミナルエミュレータ (sh) を、csh を使用している場合は、ターミナルエミュレータ (csh) を選択してください。

ターミナルエミュレータによる接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、X クライアントで表示されるウィンドウを Windows のウィンドウとして表示します。

ターミナルエミュレータによる接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。

ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、ターミナルエミュレータがウィンドウとして表示されます。

3.1.3.3 システム管理による接続

システム管理による接続は、接続時に UXP/DS システム管理コマンドを起動し、表示します。

システム管理によるログインを行う場合、2つの方法があります。

  1. [スタート]メニューから [UXP/DS システム管理] を起動する。

  2. FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、UXP/DS システム管理を選択する。

システム管理による接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、システム管理のウィンドウをWindows のウィンドウとして表示します。

システム管理による接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。

ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、UXP/DS システム管理がウィンドウとして表示されます。

3.1.3.4 X サーバ起動による接続

X サーバ起動はこれまでの接続と異なり、X サーバの起動のみを行い、PC-X からサーバへの接続は行いません。この際に起動される X サーバは PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。

X サーバ起動を行う場合、以下の2つの方法があります。

  1. [スタート]メニューから [UXP/DS X サーバ起動] を起動する。

  2. FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、X サーバ起動を選択する。

X サーバ起動で X サーバを起動すると背景がメッシュ状のウィンドウが表示されます。

起動された X サーバにアプリケーションを表示するには以下の2つの方法があります。

  1. X クライアントの環境変数 DISPLAY に PC-X を実行しているホスト名:0 を指定し、表示させます。

    $ setenv DISPLAY pc:0
    $ ximpterm
  2. X クライアント起動時に、表示する X サーバとして PC-X を実行しているホスト名:0をパラメタ指定 (通常は -display) する。

    $ ximpterm -display pc:0

なお、X サーバ起動ではウィンドウマネージャを起動しないため、ウィンドウ管理は行われません。通常の使用をするには手動でウィンドウマネージャを起動する必要があります。