UXP/DS サーバへの接続方法として、本製品では以下の方法を提供します。
接続方法 |
ログイン画面 |
ターミナルエミュレータ (sh) |
ターミナルエミュレータ (csh) |
システム管理 |
X サーバ起動 |
それぞれの接続方法について説明します。
ログイン画面によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [UXP/DS ログイン画面] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、ログイン画面を選択する。
ログイン画面による接続の場合、PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。
ログイン画面を起動すると、PC-X が起動し、UXP/DS のログイン画面が表示されます。
こちらからユーザ名とパスワードを入力することにより、実機と同じように使うことができます。
参考
ログイン画面が表示されない場合は、"6.1.1 ログイン画面が表示されない" を参照してください。
ターミナルエミュレータによるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [UXP/DS ターミナルエミュレータ (sh)] あるいは [UXP/DS ターミナルエミュレータ (csh)] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、ターミナルエミュレータ (sh) あるいはターミナルエミュレータ (csh) を選択する。
なお、ターミナルエミュレータによる接続がターミナルエミュレータ (sh) とターミナルエミュレータ (csh)の2つありますが、接続する際のユーザがシェルとして sh を使用している場合は、ターミナルエミュレータ (sh) を、csh を使用している場合は、ターミナルエミュレータ (csh) を選択してください。
ターミナルエミュレータによる接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、X クライアントで表示されるウィンドウを Windows のウィンドウとして表示します。
ターミナルエミュレータによる接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。
ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、ターミナルエミュレータがウィンドウとして表示されます。
システム管理による接続は、接続時に UXP/DS システム管理コマンドを起動し、表示します。
システム管理によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [UXP/DS システム管理] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、UXP/DS システム管理を選択する。
システム管理による接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、システム管理のウィンドウをWindows のウィンドウとして表示します。
システム管理による接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。
ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、UXP/DS システム管理がウィンドウとして表示されます。
X サーバ起動はこれまでの接続と異なり、X サーバの起動のみを行い、PC-X からサーバへの接続は行いません。この際に起動される X サーバは PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。
X サーバ起動を行う場合、以下の2つの方法があります。
[スタート]メニューから [UXP/DS X サーバ起動] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、X サーバ起動を選択する。
X サーバ起動で X サーバを起動すると背景がメッシュ状のウィンドウが表示されます。
起動された X サーバにアプリケーションを表示するには以下の2つの方法があります。
X クライアントの環境変数 DISPLAY に PC-X を実行しているホスト名:0 を指定し、表示させます。
例
$ setenv DISPLAY pc:0 $ ximpterm
X クライアント起動時に、表示する X サーバとして PC-X を実行しているホスト名:0をパラメタ指定 (通常は -display) する。
例
$ ximpterm -display pc:0
なお、X サーバ起動ではウィンドウマネージャを起動しないため、ウィンドウ管理は行われません。通常の使用をするには手動でウィンドウマネージャを起動する必要があります。