Solaris サーバへの接続方法として、本製品では以下の方法を提供します。
接続方法 | 備考 |
ログイン画面 |
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dtterm (sh) | Solaris 9/10で接続可能 |
dtterm (csh) | Solaris 9/10で接続可能 |
コマンドツール (sh) | 使用しません |
コマンドツール (csh) | 使用しません |
gnome-terminal (sh) | Solaris 10/11で接続可能 |
gnome-terminal (csh) | Solaris 10/11で接続可能 |
xterm (sh) | |
xterm (csh) | |
X サーバ起動 |
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それぞれの接続方法について説明します。
ログイン画面によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [SOLARIS ログイン画面] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、ログイン画面を選択する。
ログイン画面による接続の場合、PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。
ログイン画面を起動すると、PC-X が起動し、Solaris のログイン画面が表示されます。
こちらからユーザ名とパスワードを入力することにより、実機と同じように使うことができます。
参考
ログイン画面が表示されない場合は、"6.1.1 ログイン画面が表示されない" を参照してください。
dtterm (CDE のターミナルコマンド) によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [SOLARIS dtterm (sh)] あるいは [SOLARIS dtterm (csh)] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、dtterm (sh) あるいは dtterm (csh) を選択する。
なお、dtterm による接続が dtterm (sh) と dtterm (csh) の2つありますが、接続する際のユーザがシェルとして sh を使用している場合は、dtterm (sh) を、csh を使用している場合は、dtterm (csh) を選択してください。
dtterm による接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、X クライアントで表示されるウィンドウを Windows のウィンドウとして表示します。
dtterm による接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。
ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、dtterm がウィンドウとして表示されます。
コマンドツール (OpenWindows のターミナルコマンド) によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [SOLARIS コマンドツール (sh)] あるいは [SOLARIS コマンドツール (csh)] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、コマンドツール (sh) あるいはコマンドツール (csh) を選択する。
なお、コマンドツールによる接続がコマンドツール (sh) とコマンドツール (csh) の2つありますが、接続する際のユーザがシェルとして sh を使用している場合は、コマンドツール (sh) を、csh を使用している場合は、コマンドツール (csh) を選択してください。
コマンドツールによる接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、X クライアントで表示されるウィンドウを Windows のウィンドウとして表示します。
コマンドツールによる接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。
ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、コマンドツールがウィンドウとして表示されます。
gnome-terminal によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [SOLARIS gnome-terminal (sh)] あるいは [SOLARIS gnome-terminal (csh)] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、gnome-terminal (sh) あるいはgnome-terminal (csh) を選択する。
なお、gnome-terminal による接続が gnome-terminal (sh) と gnome-terminal (csh) の2つありますが、接続する際のユーザがシェルとして sh を使用している場合は、gnome-terminal (sh) を、csh を使用している場合は、gnome-terminal (csh) を選択してください。
gnome-terminal による接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、X クライアントで表示されるウィンドウを Windows のウィンドウとして表示します。
gnome-terminal による接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。
ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、gnome-terminal がウィンドウとして表示されます。
注意
gnome-terminal での接続は、Solaris 10 / Solaris 11で行えます。
ただし、Solaris 11で接続形態が telnet の場合は、使用できません。運用モードを クライアント起動 にして gnome-terminal を起動したい場合は、一度 xterm を起動してから、xtermの端末上で "gnome-terminal" を実行してください。
xterm によるログインを行う場合、2つの方法があります。
[スタート]メニューから [SOLARIS xterm (sh)] あるいは [SOLARIS xterm (csh)] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、xterm (sh) あるいは xterm (csh) を選択する。
なお、xterm による接続が xterm (sh) と xterm (csh) の2つありますが、接続する際のユーザがシェルとして sh を使用している場合は、xterm (sh) を、csh を使用している場合は、xterm (csh) を選択してください。
xterm による接続の場合、Windows の画面全体を表示領域とし、X クライアントで表示されるウィンドウを Windows のウィンドウとして表示します。
xterm による接続を選択すると、PC-X が起動し、ユーザ認証ウィンドウが表示されます。
ログインするユーザ名とパスワードを入力してください。ユーザ認証が完了すると、コマンドツールがウィンドウとして表示されます。
X サーバ起動はこれまでの接続と異なり、X サーバの起動のみを行い、PC-X からサーバへの接続は行いません。この際に起動される X サーバは PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。
X サーバ起動を行う場合、以下の2つの方法があります。
[スタート]メニューから [SOLARIS X サーバ起動] を起動する。
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、X サーバ起動を選択する。
X サーバ起動で X サーバを起動すると背景がメッシュ状のウィンドウが表示されます。
起動された X サーバにアプリケーションを表示するには以下の2つの方法があります。
X クライアントの環境変数 DISPLAY に PC-X を実行しているホスト名:0 を指定し、表示させます。
例
$ setenv DISPLAY pc:0 $ dtterm
X クライアント起動時に、表示する X サーバとして PC-X を実行しているホスト名:0 をパラメタ指定 (通常は -display) する。
例
$ dtterm -display pc:0
なお、X サーバ起動ではウィンドウマネージャを起動しないため、ウィンドウ管理は行われません。通常の使用をするには手動でウィンドウマネージャを起動する必要があります。