ping監視の開始
ping監視の設定を有効にするには、ping監視を開始します。
ping監視の開始は、hanetpollコマンドを実行します。ping監視の開始は、“Administrators”グループのユーザーで実行してください。
注意
仮想アダプターにIPアドレスが設定されていないと、ping監視が失敗する場合があります。ping監視の開始を実行する前に、仮想アダプターにIPアドレスが設定されているか確認してください。
ping監視をする場合は、仮想アダプターが束ねるすべての物理アダプターに対して設定してください。束ねられる物理アダプターのうち、一方だけを設定することはできません。一方だけに設定してping監視を開始すると、エラーメッセージ(メッセージID:20052)が出力されます。その場合、すべての物理アダプターに対してping監視を設定した後、再度、ping監視を開始してください。
以下に、hanetpollコマンドの実行例と実行結果を示します。
> hanetpoll on FJSVhanet: INFO: 00000: The commmand ended normally. |
参考
ping監視を開始した状態でWindowsを再起動した場合、GLSのサービスが開始する際に自動的にping監視が再開されます。
ping監視の停止
ping監視の設定を変更したり削除したりする場合など、ping監視の設定を無効にするには、ping監視を停止します。ping監視の停止は、hanetpollコマンドを実行します。
以下に、hanetpollコマンドの実行例と実行結果を示します。
> hanetpoll off FJSVhanet: INFO: 00000: The command ended normally. |
参考
ping監視は、stphanetコマンドで仮想アダプターを非活性化させた場合も停止します。
ping監視を停止しても、リンクダウン検出による伝送路の切替えは行われます。