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Systemwalker Software Configuration Manager リファレンスガイド
Systemwalker

1.4.1 cmdbrefresh(実態レコードの収集要求コマンド)

機能説明

富士通ミドルウェア関連のディスカバリを行います。

更新の種類には、全更新と差分更新の2種類があります。全更新は、これまで収集した情報に関係なく新たに収集を行います。差分更新は、前回収集した情報からの差分を収集します。

全更新は以下の場合に実施してください。

本コマンドは、管理サーバと連携サーバ(Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ)の両方で実行できます。

記述形式

【Windows】

cmdbrefresh.exe [-a] -q [server=”ホスト名” | type=”エージェント種別”]

オプション

-a

すべての実態レコードを更新します(全更新)。本オプションを省略した場合、差分更新となります。通常は本オプションを省略し、差分更新を行ってください。

-q server=”ホスト名”

管理サーバ(CMDBマネージャ)上で本コマンドを実行する場合に、更新の対象となる連携サーバ(CMDBエージェント)のホスト名を指定します。連携サーバのインストール時に、CMDBエージェントで使用するホスト名に入力した値を指定してください。

本オプションを省略した場合、CMDBマネージャが認識しているすべてのCMDBエージェントが更新の対象になります。

-q type=”エージェント種別”

CMDBエージェント上で本コマンドを実行する場合に、更新の対象となるエージェントの種別を指定します。指定可能なエージェント種別を以下に示します。セットアップされているエージェント種別を指定してください。本オプションを省略した場合、セットアップされているすべてのエージェントが更新の対象になります。

AGT_CFMGWSUS

WSUS連携用パッチ管理の情報を収集するエージェント

管理サーバ上で実行する場合に指定可能です。

なお、本オプションは保守用であり、通常、パッチ関連のディスカバリを行う場合は、「swcfmg_patch_updateinfoコマンド(パッチ情報の更新コマンド)」をご利用ください。

AGT_CENTINV

Systemwalker Centric Managerのインベントリ(富士通ミドルウェア)情報を収集するエージェント

連携サーバ(Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ)上で実行する場合に指定可能です。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

0以外

異常終了しました。

コマンド格納場所

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

注意事項

使用例

連携サーバでSystemwalker Centric Managerのインベントリ(富士通ミドルウェア)情報を収集するエージェントに更新要求を出します。

【Windows】

cmdbrefresh.exe -q type=AGT_CENTINV