機能説明
ディスカバリを行うためのCMDBエージェントの環境設定の解除を行います。
記述形式
【Windows】
cmdbunsetupenv.bat -k “エージェント種別” |
オプション
WSUS連携用パッチ管理の情報を収集するエージェント
管理サーバ上で実行する場合に指定可能です。
Systemwalker Centric Managerのインベントリ(富士通ミドルウェア)情報を収集するエージェント
連携サーバ(Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ)上で実行する場合に指定可能です。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
0以外 | 異常終了しました。 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
%SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdbm\bin ※環境変数“%SWCMDB_INSTALL_PATH%”には、Systemwalker Software Configuration Managerに含まれるCMDBのインストール先が設定されます。 デフォルト(ROR連携)の場合はC:\Fujitsu\ROR\SWRBAM\CMDB |
連携サーバ(Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ)
【Windows】
%SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdba\bin ※環境変数“%SWCMDB_INSTALL_PATH%”には、Systemwalker Software Configuration Managerに含まれるCMDBのインストール先が設定されます。 デフォルトの場合はC:\Fujitsu\Systemwalker\SWRBAA\CMDB |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。Windows Server 2008の場合、管理者として実行してください。
管理サーバおよび連携サーバ(Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ)で実行可能です。
注意事項
CMDB環境設定解除コマンドを実行する前に、管理サーバの場合はSystemwalker Software Configuration Managerを、連携サーバ(Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ)の場合はエージェント(通信基盤)を停止してください。
Systemwalker Software Configuration Managerまたはエージェント(通信基盤)を停止せずにCMDB環境設定解除コマンドを実行すると、セットアップ情報の一部が削除されずに残ることがあります。その場合は、Systemwalker Software Configuration Managerまたはエージェント(通信基盤)を停止後に、CMDB環境設定コマンドを実行し、その後再度CMDB環境設定解除コマンドを実行してください。
使用例
Systemwalker Centric Managerのインベントリ(富士通ミドルウェア)情報を収集するエージェントの環境設定の解除を行います。
cmdbunsetupenv.bat -k AGT_CENTINV |