各自動運用プロセスでは、2つの仮想サーバに対して並列に操作を行います。操作を行うサーバ数を変更する場合は、自動運用プロセスの変更が必要です。
対象サーバの追加
対象サーバを追加する手順を以下に説明します。
仮想環境向け運用テンプレートの各自動運用プロセスでは、サーバ単位にスイムレーンにより処理を分けています。対象サーバを追加する場合は、スイムレーン、およびスイムレーン上の全ての運用操作部品、ノードおよび矢印をコピーし、貼り付けます。
例えば、「システムを破棄する」自動運用プロセスの場合では以下の運用操作部品、およびノードが対象です。
仮想サーバ停止を行う運用操作部品
仮想サーバ削除を行う運用操作部品
完了通知を行う運用操作部品
エラー通知を行う運用操作部品
完了通知を行う運用操作部品とエラー通知を行う運用操作部品からの矢印を入力とするORノード
ユーザ定義属性の中で「servername1」「servername2」のように名前の末尾が数字のユーザ定義属性は、サーバ毎に用意する必要があります。追加したサーバ用にこれらのユーザ定義属性を作成してください。例えばサーバ3の処理を追加する場合は、「servername3」をユーザ定義属性に追加します。
追加した各運用操作部品およびノードのパラメーターに定義されているユーザ定義属性の中で、「servername1」「servername2」のように名前の末尾が数字のユーザ定義属性は、数字の部分を変更します。例えば、サーバ3の処理を追加する場合は、「servername3」と変更します。
名前の末尾が数字以外のユーザ定義属性は、サーバ間で共通の値を使用します。このユーザ定義属性の名前は変更不要です。
運用操作部品の場合は、入力情報と出力情報を確認してください。Complex Conditionalノードの場合は、決定ルールの条件式を確認してください。
また、運用操作部品の入力情報には、別の運用操作部品の実行結果を参照している箇所があります。この場合は、実行結果の参照元の運用操作部品を変更してください。
情報入力画面のフォームに、追加したサーバ用の項目を追加します。
以下のテンプレートはサーバ毎にフォームが分かれています。既存のサーバ用フォームをコピーして追加サーバ用のフォームを作成してください。追加したフォームをstartノードに追加してください。
システムを構築する
システムを変更する
自動運用プロセスを保存します。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
対象サーバの削除
対象サーバを削除する手順を以下に説明します。
仮想環境向け運用テンプレートの各自動運用プロセスでは、サーバ単位にスイムレーンにより処理を分けています。対象サーバを削除する場合は、スイムレーン、およびスイムレーン上の全ての運用操作部品、ノードおよび矢印を削除します。
例えば、「システムを破棄する」自動運用プロセスの場合では以下の運用操作部品、およびノードが対象です。
仮想サーバ停止を行う運用操作部品
仮想サーバ削除を行う運用操作部品
完了通知を行う運用操作部品
エラー通知を行う運用操作部品
完了通知を行う運用操作部品とエラー通知を行う運用操作部品からの矢印を入力とするORノード
情報を入力する画面のフォームから、削除したサーバ用の項目を削除します。
以下のテンプレートはサーバ毎にフォームが分かれています。削除するサーバ用のフォームをstartノードから削除してください。また、削除するサーバ用のフォームを削除してください。
システムを構築する
システムを変更する
自動運用プロセスを保存します。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。