Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号変更手順
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を変更することはできません。一度、製品をアンインストールしたあと、再インストールしてください。インストール時にWebサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定します。
Interstage管理コンソール用のポート番号変更手順
Interstage管理コンソール用のポート番号は、Interstage管理コンソールで変更します。変更手順の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
運用管理用HTTPリスナーのポート番号変更手順
運用管理用HTTPリスナーのポート番号は、asadmin setサブコマンドで変更します。変更手順の詳細については、Interstage Application Server ”システム設計ガイド”を参照してください。
ファイル転送基盤のポート番号重複時の設定
ファイル転送基盤では、ポート番号:9664を使用しています。業務サーバ環境でポート番号の重複が発生した場合には、変更する必要があります。変更は、変更対象の業務サーバと連携する管理サーバ、または中継サーバが連携対象としている業務サーバすべてに対して実施します。
【Windows】
Windowsシステムのインストールディレクトリ\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\SERVICES に記載している以下のポート番号を空ポート番号に変更します。
【Linux】
/etc/services に記載している以下のポート番号を空ポート番号に変更します。
dtranf02 9664/tcp # FJSVlnkbs
ポート番号は、1~65535の間で指定可能です。
ファイル転送基盤のネットワーク定義ファイルに記載しているPort番号に、業務サーバに設定したポート番号と同じ値を指定します。
ネットワーク定義ファイル
【Windows】
管理サーバ
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt
中継サーバ
[Systemwalker Runbook Automation中継サーバのインストールディレクトリ]\SWRBAA\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt
【Linux】
/opt/FJSVlnkbs/lnk02/GEN/network_def.txt
ネットワーク定義ファイルを変更後、定義情報を反映させます
【Windows】
管理サーバ
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\bin\f3jtlxgentrn.exe -i 02 [Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\SWRBAM\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt
中継サーバ
[Systemwalker Runbook Automation中継サーバのインストールディレクトリ]\SWRBAA\FJSVlnkbs\lnk02\bin\f3jtlxgentrn.exe -i 02 [Systemwalker Runbook Automation中継サーバのインストールディレクトリ]\SWRBAA\FJSVlnkbs\lnk02\gen\network_def.txt
【Linux】
/opt/FJSVlnkbs/lnk02/bin/f3jtlxgentrn -i 02 /opt/FJSVlnkbs/lnk02/GEN/network_def.txt
ファイル転送基盤を再起動します
【Windows】
“Systemwalker File Transfer Library Control”サービスを再起動してください。
【Linux】
# service FJSVlnkbs stop # service FJSVlnkbs start
HTTPリスナーのポート番号変更手順
HTTPリスナーのポート番号は、asadmin setサブコマンドで変更します。変更手順の詳細については、Interstage Application Server ”システム設計ガイド”を参照してください。
IIOPのポート番号変更手順
IIOPのポート番号は、asadmin setサブコマンドで変更します。変更手順の詳細については、Interstage Application Server ”システム設計ガイド”を参照してください。
IIOP_SSLのポート番号変更手順
IIOP_SSLのポート番号は、asadmin setサブコマンドで変更します。変更手順の詳細については、Interstage Application Server ”システム設計ガイド”を参照してください。
IIOP_MUTUALAUTHのポート番号変更手順
IIOP_MUTUALAUTHのポート番号は、asadmin setサブコマンドで変更します。変更手順の詳細については、Interstage Application Server ”システム設計ガイド”を参照してください。
JMX_ADMINのポート番号変更手順
JMX_ADMINのポート番号は、asadmin setサブコマンドで変更します。変更手順の詳細については、Interstage Application Server ”システム設計ガイド”を参照してください。
スケジュールのポート番号の変更
Systemwalker Runbook Automationがスケジュールで使用しているポート番号は、インストール時に指定することができます。インストール後に変更する場合は、以下の手順で変更します。
Systemwalker Runbook Automationの停止
以下のコマンドを実行します。
[Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop
【Windows】
Windowsシステムのインストールディレクトリ\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\SERVICES に記載している以下のポート番号を空ポート番号に変更します。
【Linux】
/etc/services に記載している以下のポート番号を空ポート番号に変更します。
jobsch_winn(※) 9690/tcp #SWRBA Jobsch subsystem mjsnetn(※) 9691/tcp #SWRBA MpMjes subsystem
※: nはSystemwalker Runbook Automationが利用するサブシステム番号(デフォルトでは9番)です。
Systemwalker Runbook Automationの起動
以下のコマンドを実行します。
[Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_start