Systemwalker for Oracle エージェントクラスタユーザーズガイド

A.4 [Windows] mporsetclst.exe（クラスタ設定コマンド）

機能説明

クラスタシステムおよび構成種別を設定／解除します。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

mporsetclst.exe { -s { mscs | oraclecluster } | -d | -v } -t { hot_standby | scalable} <ENTER>

オプション

[第1パラメタ]

-s クラスタ種別

クラスタ環境の設定を行う場合に指定します。

クラスタ種別

以下のいずれかのクラスタシステムを設定します。

mscs

クラスタシステム：MSCSまたはWindows(R) Fail Over Clustering向けの設定を行います。

oraclecluster

クラスタシステム：Oracle Clusterware向けの設定を行います。

-d

クラスタ環境の解除を行う場合に指定します。

-v

クラスタ環境設定状態を表示する場合に指定します。

[第2パラメタ]

-t 運用形態種別

運用形態を指定します。

運用形態種別

運用形態には以下を設定します。

hot_standby（クラスタ種別が「mscs」の場合のみ指定可能です）

運用待機(1:1)構成の設定を行います。

scalable（クラスタ種別が「oraclecluster」の場合のみ指定可能です）

スケーラブル構成の設定を行います

実行に必要な権限/実行環境

• クラスタシステムで構成されている業務サーバ上で実行します。

• Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。