Systemwalker for Oracle エージェントクラスタユーザーズガイド

A.3 [UNIX] mporsetclst（クラスタ設定コマンド）

機能説明

クラスタシステムおよび構成種別を設定／解除します。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

# /opt/FJSVmpor/bin/mporsetclst { -s { primecluster | suncluster3 | oraclecluster } | -d | -v } -t { hot_standby | multi_standby | scalable } <ENTER>

オプション

[第1パラメタ]

-s クラスタ種別

クラスタ環境の設定を行う場合に指定します

クラスタ種別

以下のいずれかのクラスタシステムを設定します

primecluster

クラスタシステム：PRIMECLUSTER向けの設定を行います

suncluster3 (実行環境がSolarisの場合のみ指定可能です）

クラスタシステム：SunCluster向けの設定を行います

oraclecluster

クラスタシステム：Oracle Clusterware向けの設定を行います

-d

クラスタ環境の解除を行う場合に指定します

-v

クラスタ環境設定状態を表示する場合に指定します

[第2パラメタ]

-t 運用形態種別

運用形態を指定します

運用形態種別

運用形態を指定します
以下のいずれかを設定します

hot_standby（クラスタ種別が「primecluster」、「suncluster3」の場合のみ指定可能です）

運用待機(1:1)構成の設定を行います

multi_standby（クラスタ種別が「primecluster」、「suncluster3」の場合のみ指定可能です）

相互待機構成の設定を行います

scalable（クラスタ種別が「primecluster」、「oraclecluster」の場合のみ指定可能です）

スケーラブル構成の設定を行います

実行に必要な権限/実行環境

• クラスタシステムで構成されている業務サーバ上で実行します。

• スーパーユーザ(root)で実行する必要があります。