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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
Systemwalker

B.1.12 [UNIX] mporcnddsp(Oracle状態監視参照コマンド)

機能説明

OS種別がUNIX系である運用管理サーバで作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示・出力します。

また、監視対象サーバに配付済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示・出力します。

【運用管理サーバで実行する場合】

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

#/opt/FJSVmpor/bin/mporcnddsp -h ホスト名 {-sid ORACLE_SID | -dir ディレクトリ名 | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名} <ENTER>

#/opt/FJSVmpor/bin/mporcnddsp -all {-sid ORACLE_SID | -dir ディレクトリ名 | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名}<ENTER>

#/opt/FJSVmpor/bin/mporcnddsp {-sid ORACLE_SID | -dir ディレクトリ名 | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名}<ENTER>

オプション

-h ホスト名

表示または出力対象とするホスト名を設定します。

設定されたホストに対する作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示または出力します。

-all

すべてのホストを対象とする場合に設定します。

すべてのホストに対する作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示または出力します。

-sid ORACLE_SID

設定されたORACLE_SIDに対する作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示または出力します。

「-sid ORACLE_SID」を省略した場合、すべてのORACLE_SIDに対する作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示または出力します。

-dirオプションを指定した場合のみ省略可能です。

-dir ディレクトリ名

「Oracle状態監視」の設定内容を出力するディレクトリをフルパスで設定します。

ディレクトリ配下には以下のファイル名で出力されます。

・ ホスト名_ORACLE_SID.txt

-sidオプションを指定した場合のみ省略可能です。

【部門管理サーバ、業務サーバで実行する場合】

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

#/opt/FJSVmpor/bin/mporcnddsp {-sid ORACLE_SID | -dir ディレクトリ名 | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名}<ENTER>

オプション

-sid ORACLE_SID

設定されたORACLE_SIDに対する作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示または出力します。

「-sid ORACLE_SID」を省略した場合、すべてのORACLE_SIDに対する作成済の「Oracle状態監視」の設定内容を表示または出力します。

-dir ディレクトリ名

「Oracle状態監視」の設定内容を出力するディレクトリをフルパスで設定します。

ディレクトリ配下には以下のファイル名で出力されます。

・ ホスト名_ORACLE_SID.txt

-sidオプションを指定した場合のみ省略可能です。

実行に必要な権限/実行環境

注意

  • 設定内容は「Oracle状態監視定義ファイル」の形式で表示されます。

    「Oracle状態監視定義ファイル」については、“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“Oracle状態監視設定コマンドで設定する場合”を参照してください。

使用

  • 使用例1
    運用管理サーバで実行する場合

    #/opt/FJSVmpor/bin/mporcnddsp -h casper -sid oraxx_ins<ENTER>

  • 使用例2
    部門管理サーバ、業務サーバで実行する場合

    #/opt/FJSVmpor/bin/mporcnddsp -sid oraxx_ins<ENTER>