機能説明
OS種別がWindows系である運用管理サーバ上でOracle状態監視定義ファイルを作成して、コマンドで「Oracle状態監視」を定義します。
コマンド形式
コマンド形式を以下に示します。
mporcndset.exe -a Oracle状態監視定義ファイル名 -h ホスト名 -sid ORACLE_SID <ENTER> mporcndset.exe -c Oracle状態監視定義ファイル名<ENTER> mporcndset.exe -d -h ホスト名 -sid ORACLE_SID <ENTER> |
オプション
Oracle状態監視の定義を設定します。
作成したOracle状態監視定義ファイルをフルパスで指定します。
Oracle状態監視定義ファイルの内容の確認を行います。
作成したOracle状態監視定義ファイルをフルパスで指定します。
Oracle状態監視の定義を削除します。
Oracle状態監視の定義を設定または削除するホスト名を設定します。
”-a”または”-d”の時のみ指定してください。
Oracle状態監視の定義を設定または削除するORACLE_SIDを設定します。
”-a”または”-d”の時のみ指定してください。
参照
Oracle状態監視定義ファイルについて
「Oracle状態監視定義ファイル」については、“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“Oracle状態監視設定コマンドで設定する場合”を参照してください。
実行に必要な権限/実行環境
運用管理サーバ上で実行します。
Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
Windows Server 2008で本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
例:
[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動します。
注意
Oracle状態監視定義ファイルの作成後、Oracle状態監視設定コマンドのオプションに’-c’を指定してOracle状態監視定義ファイルの確認を行ってください。
Oracle状態監視定義ファイルの確認後、Oracle状態監視設定コマンドのオプションに’-a’を指定してOracle状態監視定義ファイルの設定を行ってください。
Oracle状態監視設定コマンドのオプションに’-a’を指定してOracle状態監視定義ファイルの設定を行った場合、以前に設定していたOracle状態監視の定義はOracle状態監視定義ファイルの内容で再設定(上書き)されます。
ホスト名およびORACLE_SIDは、あらかじめOracle環境情報で設定済である必要があります。
本コマンドを実行中に、[Oracle環境情報設定]画面および[Oracle状態監視設定]画面での操作を行わないでください。
Oracle状態監視設定コマンドでOracle状態監視の設定を行った後、ポリシーの配付を実施してください。
例
使用例
使用例1
Oracle状態監視の定義を設定する場合
mporcndset.exe -a C:\test\cndfile -h athene -sid oraxx_ins<ENTER> |
使用例2
Oracle状態監視定義ファイルの内容を確認する場合
mporcndset.exe -c C:\test\cndfile<ENTER> |
使用例3
Oracle状態監視の定義を削除する場合
mporcndset.exe -d -h athene -sid oraxx_ins<ENTER> |