ページの先頭行へ戻る
Interstage Data Effector リファレンス集
Interstage

4.6.1 call関数

call関数は、項目参照で指定されるデータをユーザー定義関数で処理して、文字列型のデータを1つ返却します。

call関数の書式を以下の図に示します。

図4.33 ユーザー定義関数の書式

ユーザー定義関数名

以下のパラメタで定義したユーザー定義関数名を指定します。

  • 基本コマンド利用時は、各動作環境ファイルのFunctionパラメタ

  • C API利用時は、AsisLoadFunctionのFunctionパラメタ

  • 統合コマンド利用時は、統合定義ファイルのFunctionタグ


注意

  • 項目参照は、すべて文字列型としてユーザー定義関数に渡されます。

  • 返却された文字列にエスケープが必要な文字が含まれる場合には、エスケープして返却します。

  • 引数にリテラル(文字コードの“EUC”など)を指定する場合は、仮想項目に固定値を設定し、その仮想項目を上記の「項目参照」に指定してください。

  • 連結条件式では、結合関係式で文字列型の場合だけ、ユーザー定義関数が指定できます。

  • 仮想項目定義では、関係式で文字列型の場合だけ、ユーザー定義関数が指定できます。


参照

項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。

復帰値

変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。


ユーザー定義関数“defunc”で、$住所および$氏名を加工する場合

call( "defunc", $住所 ; $氏名 )