抽出機能のリターン式の定義を以下に示します。
図3.51 入力ファイルタイプがCSVの場合
図3.52 入力ファイルタイプがXMLの場合
出力結果に番号を付加したい場合、採番関数を指定します。入力ファイルタイプがCSVの場合だけ、指定できます。
参照
採番関数については、“4.5.1 row_number関数”を参照してください。
パス式は、階層構造にあるXML文書中の特定の要素ノードの位置を指定するものです。
注意
パス式のパス演算子に“//”は指定できません。
パス式のパス要素に“*”は指定できません。
注意
パス式については、“3.1.2 パス式”を参照してください。
バインド変数参照は、検索式のフィルタ式で宣言されたバインド変数の値を出力する場合に指定します。
変数名の後に続くパス式は、バインド変数の示すノードからの相対的なパスになります。
ポイント
リターン式にパス式だけを指定する場合、そのパス式が示すすべてのノードが出力されます。
リターン式にバインド変数参照を指定する場合、バインド変数宣言の右辺に指定されたフィルタ式の条件を満たすノードだけが出力されます。
参照
バインド変数については、“3.2.9 フィルタ式”を参照してください。