Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールする方法について説明します。
注意
管理(統合管理)サーバにクライアント(CT)を導入している場合
管理(統合管理)サーバにクライアント(CT)を導入している場合は、アンインストールの順序に注意が必要です。
詳細については、“管理サーバ/統合管理サーバにクライアント(CT)をインストールする場合”を参照してください。
Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールする前に、データベースを削除します。データベースの削除手順は以下のとおりです。
管理サーバ/統合管理サーバのデータベース構築時のユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Desktop Keeper]-[サーバ]-[運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)]を選択します。
「運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)へようこそ」画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックしてください。
「処理の選択」画面が表示されるので、“実施する処理”を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 説明 |
---|---|
[実施する処理] | 実施する処理を選択します。ここでは、“運用環境の削除”を選択してください。
|
[処理対象のデータベース指定] | 削除するデータベースを選択してください。
|
「設定内容の確認」画面が表示されるので、画面に表示されている内容に誤りがないか確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
実行確認画面が表示されるので、続行する場合は、[はい]ボタンをクリックしてください。
「処理の実行」画面が表示され、データベースの削除を開始します。
処理が正常に完了すると、「処理完了」画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックしてください。
運用データベース、ログ閲覧データベースどちらかが残っている場合は、再度手順1.から実施してください。
注意
データベース領域が削除されなかった場合について
「運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)」を使用して運用環境を削除しても、データベースの状態によっては、データベース領域が削除されない場合があります。その場合は、以下のフォルダを削除してください。
<データベース格納先>\RDB
続いて、管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールします。管理サーバ/統合管理サーバのアンインストール手順は、以下のとおりです。
Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
階層化サービスおよびサーバサービスを停止します。
[スタート]メニューから[コントロールパネル]-[ネットワーク接続]を選択します。
[ローカル エリア接続]を選択し、ローカルエリア接続を無効にします。なお、無効にしたあと、1分程度待ってから次の手順を行ってください。
Windowsのサービス画面を表示し、以下の各サービスを選択して、[操作]メニューから[停止]を選択します。なお、停止するまでに30秒から1分程度かかる場合があります。
SWLevelControlService
SWServerService
上記各サービス停止後、[ローカル エリア接続]を有効にします。
[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除] または[アプリケーションの追加と削除]を起動します。
“Systemwalker Desktop Keeper サーバ”を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
なお、管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールしても、データベース管理システム(DBMS)はアンインストールされません。引き続き、以下のアンインストールを実行してください。
データベース管理システム(DBMS)をアンインストールする場合は、他のアプリケーションが使用していないことを確認してください。他のアプリケーションが使用している場合はアンインストールしないでください。
DBMS(Symfoware Server)のアンインストール手順は、以下のとおりです。
ログアナライザユーザー(管理サーバインストール時に設定したWindowsアカウント)でログオンします。
[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除] または、[アプリケーションの追加と削除]を起動します。
“Symfoware Client”を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
注意
Symfowareクライアントアンインストール時のメッセージについて
Symfowareクライアントのアンインストール時に以下のメッセージが表示される場合がありますが、そのまま[OK]ボタンをクリックして進めてください。
“Symfoware Server Enterprise Edition”を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
管理サーバ/統合管理サーバ、データベース管理システム(DBMS)のアンインストール後、管理サーバ/統合管理サーバのインストールフォルダが残ります。管理サーバ/統合管理サーバインストールフォルダを手動で削除してください。
注意
データベース管理システムをアンインストールしていない場合は削除しないでください
他のアプリケーションがデータベース管理システムを使用している場合など、管理サーバ/統合管理サーバのインストールフォルダの下にSystemwalker Desktop Keeperデータベース管理システムが残っている状態の場合は、絶対にSystemwalker Desktop Keeperのインストールフォルダを削除しないでください。削除した場合には、データベース管理システムが動作できなくなります。