ログ情報テーブル
以下のどちらかの条件を満たす場合、メール添付禁止ログの格納先テーブルが変更になります。
・メール送信時宛先確認ポリシーを適用していない
・V12.0L20~V13.0.0互換方式を使用している
V14.0.1以前 | V14.1.0 |
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COMMONLOG3(共通ログ3) | COMMONLOG1(共通ログ1) |
デバイス構成変更ログの格納先テーブルの内容が変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0 |
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COMMONLOG1(共通ログ1) | COMMONLOG3(共通ログ3) |
設定変更ログ
DTKSTCV.EXE(設定変更ログの出力)コマンドで出力される内容が変更になります。
ログビューア操作時に出力されていた下記情報は、Webコンソールでの操作時には出力されなくなります。
操作コンピュータ名
操作ログオンユーザー名
操作ログオンドメイン名
パスワード変更エラーのログで、パスワードの未入力が原因のエラーは記録されなくなります。
CSVファイル出力項目の[操作分類]のうち、以下の内容が変更になります。
“2111:ログ詳細キャプチャ画像保存”、“2112:ログビューアトレース変更時”は出力されなくなります。
“2104:コマンドプロンプトログ検索”は、“2103:ログ検索”の記録に含まれます。
データベース(DBMS)
データベース(DBMS)が以下のとおり変更になります。
DBMS(データベース管理システム)として、Microsoft® SQL Server 2000 から独自のDBMS (製品に内蔵)に変更となります。
使用するDBMSの変更に伴い、ログビューアの検索結果に変更があります。
ひらがなとカタカナは、検索結果で別文字扱いとなります。(V12では同じ文字扱い)
全角、半角の英字は、検索結果で別文字扱いとなります。(V12では同じ文字扱い)
サーバ設定ツール
サーバ設定ツールが以下のとおり変更になります。
管理サーバがクライアント(CT)と通信するときの「同時CT最大接続数」(内部的に設定される値です)が、「180」から「100」に変更になります。
「管理サーバ設定」画面
サーバIPアドレスが表示だけとなり、管理サーバ設定画面での設定が不要になります。
サーバIPアドレスの設定は、「サーバ情報設定」画面で行います。
[通信設定]の[サーバ間通信タイムアウト値]の入力単位が「ミリ秒」から「秒」に変更になります。
この変更により、入力値が「1~999」秒となるため、入力値の上限が「999999ミリ秒」から「999000ミリ秒」になります。
「通信設定」フレームで設定する以下の項目がなくなります。
サーバ間通信リトライ回数
内部的に「1」に固定します。
CT-サーバ間通信リトライ回数
内部的に「3」に固定します。
同時CT最大接続数
内部的に「100」に固定します。
「管理者通知設定」画面
イベントログの表示項目とメールで管理者に通知する項目を統一しました。
Active Directory連携コマンド
OU名、ユーザー名(UserPrincipalName)にUNICODE固有文字が含まれている場合、以下のように、動作が変更になります。
V13.2.1以前 | V13.3.0 |
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UNICODE固有文字を半角の「?」記号に変換して、Systemwalker Desktop Keeperのグループ、ユーザー情報として取り込みます。 | UNICODE固有文字を含むOU名、ユーザー名(UserPrincipalName)は取り込みません。 |
V13.2.0からV13.3.0に移行した場合、最初のActive Directory連携コマンドの実施により、すでに取り込まれているUNICODE固有文字を含むOU名およびユーザー名は、Systemwalker Desktop Keeperから削除されます。
ただし、Active Directoryのユーザー情報のうち、Systemwalker Desktop Keeperに取り込んでいる「使用者名(日本語名など)」、「従業員番号」、「役職名」、「部署名」、「部署コード」は、UNICODE固有文字を含んでいても、「?」記号に置換して取り込みます。
バックアップコマンド
出力した操作ログのCSVファイルの内容が変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0 |
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「備考」欄は空欄です。 | デバイス構成変更ログの「備考」欄に以下の値が設定されます。
|
下記コマンドについて、V12L10 BE ~ V12L20 SE とはコマンド名称が変更となっています。V13.0.0以降では、コマンド名は同じです。
| V12L10 BE | V12L20 BE | V12L20 SE | V13.0 BE/SE | V13.2 BE/SE | V13.3 BE/SE | V14.0.0 |
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管理情報の退避 | DTKMSTB1.BAT | DTKMSTB3.AT | DTKMSTB4.BAT | DTKMSTB.EXE | ← | ← | ← |
ログ情報の退避 | DTKLGTB1.BAT | DTKLGTB3.AT | DTKLGTB4.BAT | DTKLGTB.EXE | ← | ← | ← |
参照ログの個別出力 | DTKLG1T1.BAT | DTKLG1T3.AT | DTKLG1T4.BAT | DTKLG1T.EXE | ← | ← | ← |
ログ削除 | DTKDELR1.BAT | DTKDELR3.BAT | DTKDELR4.BAT | DTKDELR.EXE | ← | ← | ← |
参照ログの一括出力 | DTKLGAT1.BAT | DTKLGAT3.BAT | DTKLGAT4.BAT | DTKLGAT.BAT | ← | ← | ← |
ログ情報の退避/削除 | DTKBKDL1.BAT | DTKBKDL3.BAT | DTKBKDL4.BAT | DTKBKDL.BAT | ← | ← | ← |
ログ情報の退避/参照ログの一括出力/削除 | DTKCVDL1.BAT | DTKCVDL3.BAT | DTKCVDL4.BAT | DTKCVDL.BAT | ← | ← | ← |
過去の日付計算 | DTKBFDAY.BAT | ← | ← | DTKBFDM.EXE | ← | ← | ← |
エラーレベルを任意の値に修正 | DTKELSET.BAT | ← | ← | ← | ← | ← | ← |
数値チェック | DTKNUMCK.BAT | ← | ← | ← | ← | ← | ← |
バックアップしたCSVデータが、タブ区切りからカンマ区切りとなりました。
ドライブ種別
取り外し可能なハードディスクデバイス判定の変更に伴い、「ファイル持出しログ」、「デバイス構成変更ログ」および「ファイル操作ログ」のドライブ種別が変更になります。
ログ一覧の項目追加
ログビューアのログ一覧の項目に、[付帯]を追加しました。この項目により、付帯データの有無を確認できます。なお、項目の追加に伴い、ログ一覧のCSV出力結果が変更になります。
運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)
ツールの名称が「Desktop Keeper DB環境構築・削除ツール」から「運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)」に変更になります。
これにあわせて、ショートカットの名前やメッセージも変更になります。
運用環境保守ウィザード(情報表示・再構築)
ツールの名称が「Desktop Keeper DB情報表示・再構築ツール」から「運用環境保守ウィザード(情報表示・再構築)」に変更になります。
これにあわせて、ショートカットの名前やメッセージも変更になります。