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Systemwalker Desktop Keeper V14g 導入ガイド
Systemwalker

4.10.3 管理サーバ

ログ情報テーブル

V14.0.1以前から移行する場合の非互換

以下のどちらかの条件を満たす場合、メール添付禁止ログの格納先テーブルが変更になります。
・メール送信時宛先確認ポリシーを適用していない
・V12.0L20~V13.0.0互換方式を使用している

V14.0.1以前

V14.1.0

COMMONLOG3(共通ログ3)

COMMONLOG1(共通ログ1)


V13.3.0以前から移行する場合の非互換

デバイス構成変更ログの格納先テーブルの内容が変更になります。

V13.3.0以前

V14.0.0

COMMONLOG1(共通ログ1)

COMMONLOG3(共通ログ3)


設定変更ログ

V13.3.0以前から移行する場合の非互換

DTKSTCV.EXE(設定変更ログの出力)コマンドで出力される内容が変更になります。

  • ログビューア操作時に出力されていた下記情報は、Webコンソールでの操作時には出力されなくなります。

    • 操作コンピュータ名

    • 操作ログオンユーザー名

    • 操作ログオンドメイン名

  • パスワード変更エラーのログで、パスワードの未入力が原因のエラーは記録されなくなります。

  • CSVファイル出力項目の[操作分類]のうち、以下の内容が変更になります。

    • “2111:ログ詳細キャプチャ画像保存”、“2112:ログビューアトレース変更時”は出力されなくなります。

    • “2104:コマンドプロンプトログ検索”は、“2103:ログ検索”の記録に含まれます。

データベース(DBMS)

データベース(DBMS)が以下のとおり変更になります。

V12から移行する場合の非互換

DBMS(データベース管理システム)として、Microsoft® SQL Server 2000 から独自のDBMS (製品に内蔵)に変更となります。

使用するDBMSの変更に伴い、ログビューアの検索結果に変更があります。

  • ひらがなとカタカナは、検索結果で別文字扱いとなります。(V12では同じ文字扱い)

  • 全角、半角の英字は、検索結果で別文字扱いとなります。(V12では同じ文字扱い)


サーバ設定ツール

サーバ設定ツールが以下のとおり変更になります。

V14.0.1以前から移行する場合の非互換

管理サーバがクライアント(CT)と通信するときの「同時CT最大接続数」(内部的に設定される値です)が、「180」から「100」に変更になります。

V13.2.1以前から移行する場合の非互換

「管理サーバ設定」画面

  • サーバIPアドレスが表示だけとなり、管理サーバ設定画面での設定が不要になります。

  • サーバIPアドレスの設定は、「サーバ情報設定」画面で行います。

  • [通信設定]の[サーバ間通信タイムアウト値]の入力単位が「ミリ秒」から「秒」に変更になります。

  • この変更により、入力値が「1~999」秒となるため、入力値の上限が「999999ミリ秒」から「999000ミリ秒」になります。

  • 「通信設定」フレームで設定する以下の項目がなくなります。

    • サーバ間通信リトライ回数

      内部的に「1」に固定します。

    • CT-サーバ間通信リトライ回数

      内部的に「3」に固定します。

    • 同時CT最大接続数

      内部的に「100」に固定します。


V12から移行する場合の非互換

「管理者通知設定」画面

イベントログの表示項目とメールで管理者に通知する項目を統一しました。


Active Directory連携コマンド

V13.2.1以前から移行する場合の非互換

OU名、ユーザー名(UserPrincipalName)にUNICODE固有文字が含まれている場合、以下のように、動作が変更になります。

V13.2.1以前

V13.3.0

UNICODE固有文字を半角の「?」記号に変換して、Systemwalker Desktop Keeperのグループ、ユーザー情報として取り込みます。

UNICODE固有文字を含むOU名、ユーザー名(UserPrincipalName)は取り込みません。

V13.2.0からV13.3.0に移行した場合、最初のActive Directory連携コマンドの実施により、すでに取り込まれているUNICODE固有文字を含むOU名およびユーザー名は、Systemwalker Desktop Keeperから削除されます。

ただし、Active Directoryのユーザー情報のうち、Systemwalker Desktop Keeperに取り込んでいる「使用者名(日本語名など)」、「従業員番号」、「役職名」、「部署名」、「部署コード」は、UNICODE固有文字を含んでいても、「?」記号に置換して取り込みます。


バックアップコマンド

V13.3.0以前から移行する場合の非互換
CSVファイルの内容

出力した操作ログのCSVファイルの内容が変更になります。

V13.3.0以前

V14.0.0

「備考」欄は空欄です。

デバイス構成変更ログの「備考」欄に以下の値が設定されます。

  • 「ボリューム」

  • 「デバイス名(OSのハードウェアの安全な取り外し画面で表示されるハードウェアデバイスの名称と似た情報)」

  • 「内部シリアル番号」

  • 「サーバ名・共有名」

V12から移行する場合の非互換
コマンド名称

下記コマンドについて、V12L10 BE ~ V12L20 SE とはコマンド名称が変更となっています。V13.0.0以降では、コマンド名は同じです。

  

V12L10 BE

V12L20 BE

V12L20 SE

V13.0 BE/SE

V13.2 BE/SE

V13.3 BE/SE

V14.0.0
V14.0.1
V14.1.0
V14.2.0

管理情報の退避

DTKMSTB1.BAT

DTKMSTB3.AT

DTKMSTB4.BAT

DTKMSTB.EXE

ログ情報の退避

DTKLGTB1.BAT

DTKLGTB3.AT

DTKLGTB4.BAT

DTKLGTB.EXE

参照ログの個別出力

DTKLG1T1.BAT

DTKLG1T3.AT

DTKLG1T4.BAT

DTKLG1T.EXE

ログ削除

DTKDELR1.BAT

DTKDELR3.BAT

DTKDELR4.BAT

DTKDELR.EXE

参照ログの一括出力

DTKLGAT1.BAT

DTKLGAT3.BAT

DTKLGAT4.BAT

DTKLGAT.BAT

ログ情報の退避/削除

DTKBKDL1.BAT

DTKBKDL3.BAT

DTKBKDL4.BAT

DTKBKDL.BAT

ログ情報の退避/参照ログの一括出力/削除

DTKCVDL1.BAT

DTKCVDL3.BAT

DTKCVDL4.BAT

DTKCVDL.BAT

過去の日付計算

DTKBFDAY.BAT

DTKBFDM.EXE

エラーレベルを任意の値に修正

DTKELSET.BAT

数値チェック

DTKNUMCK.BAT

CSVデータの区切り文字

バックアップしたCSVデータが、タブ区切りからカンマ区切りとなりました。


出力した操作ログのCSVファイル
  • ドライブ種別

    取り外し可能なハードディスクデバイス判定の変更に伴い、「ファイル持出しログ」、「デバイス構成変更ログ」および「ファイル操作ログ」のドライブ種別が変更になります。

  • ログ一覧の項目追加

    ログビューアのログ一覧の項目に、[付帯]を追加しました。この項目により、付帯データの有無を確認できます。なお、項目の追加に伴い、ログ一覧のCSV出力結果が変更になります。


運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)

V13.3.0以前から移行する場合の非互換

ツールの名称が「Desktop Keeper DB環境構築・削除ツール」から「運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)」に変更になります。

これにあわせて、ショートカットの名前やメッセージも変更になります。


運用環境保守ウィザード(情報表示・再構築)

V13.3.0以前から移行する場合の非互換

ツールの名称が「Desktop Keeper DB情報表示・再構築ツール」から「運用環境保守ウィザード(情報表示・再構築)」に変更になります。

これにあわせて、ショートカットの名前やメッセージも変更になります。