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Systemwalker Desktop Keeper V14g 導入ガイド
Systemwalker

4.2.1 管理サーバ/統合管理サーバを同一サーバでバージョンアップする

旧版のSystemwalker Desktop Keeperから管理サーバ/統合管理サーバをV14.2.0にバージョンアップする流れについて、以下の3パターンで説明します。

また、Systemwalker Desktop Log AnalyzerからSystemwalker Desktop Keeperに移行する流れについても説明します。Systemwalker Desktop Log AnalyzerからSystemwalker Desktop Keeperに移行する場合は、移行の実施前に、管理サーバ/統合管理サーバのバージョンアップを完了させてください。

Systemwalker Desktop Keeper V14.2.0を新規インストールする場合は、“第2章 導入”を参照してください。

注意

安全のため、バージョンアップ作業前に、バックアップを行ってください

バージョンアップを行うと、製品資産やユーザー資産が保持されているデータベースを更新します。このため、予期せぬトラブルに備え、バージョンアップ作業前に、すべての環境をバックアップすることをお勧めします。

バックアップについては、“第3章 保守”を参照してください。

注意

バージョンアップできないOSについて

以下のOSからバージョンアップはできません。

  • Windows® 98

  • Windows® ME

  • Windows NT®

  • Windows® 2000

Windows® 98およびWindows® MEはV13.0.0からログビューアおよびクライアント(CT)が動作しません。
Windows NT®はV13.3.0からクライアント(CT)が動作しません。

Windows® 2000はV14.2.0から(統合)管理サーバ、管理コンソール、クライアント(CT)が動作しません。

注意

バージョンアップ後のバックアップ作業について

  • バージョンアップ後は旧版のバックアップコマンドは使用できません。すべてV14.2.0のバックアップコマンドを使用してください。

  • V12からバックアップコマンド名が変更されているので、以下の条件をすべて満たす場合は、スケジューラの内容を変更してください。変更後は、正しくバックアップコマンドが呼び出されるか、動作確認を実施してください。
    バックアップコマンド名の変更内容については、“4.10 非互換項目一覧”の“バックアップコマンド”を参照してください。

    • V12からバージョンアップした場合

    • スケジューラの機能を使用してバックアップコマンドを起動していた場合

V12からのバージョンアップの場合

V12.0L10、V12.0L20からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。


V13からのバージョンアップの場合

V13.0.0、V13.2.0、V13.2.1、V13.3.0からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

ポイント

データ移行が可能かを事前に確認できます

V13からのバージョンアップの場合、バージョンアップ前にデータベースの移行に必要なデータベース領域の空き容量があるかを確認することができます。

確認手順は以下のとおりです。

  1. V13の管理サーバ/統合管理サーバに、製品CDをセットします。

  2. コマンドプロンプトを起動し、カレントドライブを製品CDをセットしたドライブに変更してください。

  3. 以下のコマンドを実行してください。

    D:\>Win32\DTKServer\DBTool\SWDTK_DBCV.exe  14.2  /CK

    Dドライブに製品CDをセットした場合

    コマンドの実行結果として、移行が可能かどうか、また現在の使用状況と移行に必要な空き容量が表示されます。

なお、本コマンド(SWDTK_DBCV.exe)は、任意のフォルダにコピーして使用することも可能です。任意のフォルダにコピーした場合、カレントフォルダをコピーしたフォルダに変更してから実行してください。

コマンドの詳細については、“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“コマンドリファレンス”を参照してください。


V14.0/V14.1からのバージョンアップの場合

V14.0.0/V14.0.1のWebコンソールのURLをブラウザのブックマークとして保存している場合は、再度、V14.2.0のWebコンソールにアクセスして、ブックマークを登録しなおしてください。V14.2.0のWebコンソールのアクセス方法は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド  管理者編”の“ログビューアを起動する”を参照してください。

  

V14.0.0、V14.0.1、V14.1.0からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

ポイント

データ移行が可能かを事前に確認できます

V14.0.0、V14.0.1、V14.1.0からのバージョンアップの場合、バージョンアップ前にデータベースの移行に必要なデータベース領域の空き容量があるかを確認することができます。

確認手順は以下のとおりです。

  1. V14.0.0、V14.0.1、V14.1.0の管理サーバ/統合管理サーバに、製品CDをセットします。

  2. コマンドプロンプトを起動し、カレントドライブを製品CDをセットしたドライブに変更してください。

  3. 以下のコマンドを実行してください。

    D:\>Win32\DTKServer\DBTool\SWDTK_DBCV.exe  14.2  /CK

    Dドライブに製品CDをセットした場合

    コマンドの実行結果として、移行が可能かどうか、また現在の使用状況と移行に必要な空き容量が表示されます。

なお、本コマンド(SWDTK_DBCV.exe)は、任意のフォルダにコピーして使用することも可能です。任意のフォルダにコピーした場合、カレントフォルダをコピーしたフォルダに変更してから実行してください。

コマンドの詳細については、“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“コマンドリファレンス”を参照してください。

ログアナライザサーバのバージョンアップ手順は、“Systemwalker Desktop Log Analyzer管理サーバからログアナライザサーバに移行する”を参照してください。「Systemwalker Desktop Log Analyzer管理サーバ」は、「旧版のログアナライザサーバ」と読み替えてください。

ログアナライザを使用せずに状況画面を使用する場合は、ログアナライザサーバのバージョンアップ作業、レポート出力ツールの移行作業は、不要です。


Systemwalker Desktop Log Analyzerからの移行

バージョンアップは、現在の環境をすべて削除してから、新規に環境を構築しなおします。
バージョンアップ作業の流れを以下に示します。