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DP/Cライブラリ ソフトウェア開発キット V7.2 使用手引書L10

4.2.11 READ(メッセージデータ受信)

【機能】

相手システムからのデータを受信します。

【書式】

CALL "NDCL" USING DC-BLOCK DATA.

◆パラメータの説明

DC-BLOCK

制御情報領域のデータ名

DATA

送受信データ領域のデータ名

【入力】

◆制御情報領域

機能名

"RED□"を指定します。(□:空白(0x20))

ファイル名

OPENで指定したファイル名を指定します。

受信バッファ長

受信バッファの長さを指定します。

タイマ

READが完了するまでの待ち時間を0~99(分単位)の範囲で指定します。0を指定するか省略した場合は、データを受信するまで復帰しません。
READでのタイマはホスト拡張会話機能使用時のみ有効です。


◆送受信データ領域

受信バッファ名

受信バッファのデータ名を指定します。

【出力】

◆制御情報領域

完了情報

通知コードが4桁の外部10進数で通知されます。正常終了時は'0000'が通知されます。異常終了した場合、通知コードの詳細情報として詳細コードが16進表現で通知されます。
完了情報についての詳細は「4.3 完了情報」を参照してください。

受信データ長

受信データのデータ長が通知されます。

送信権

送信権の有無が通知されます。
ホスト拡張会話機能使用時のみ有効です。
空白-送信権はアプリケーション側にない
C-送信権はアプリケーション側にある

チェイン

会話とメッセージデータの内容によって異なります。
・F-ホストから会話開始を受信した場合
・M-ホストから会話継続を受信した場合
・L-ホストから会話終了を受信した場合

センス情報

完了情報が「会話強制終了受信」(通知コード:0340)の場合、会話強制終了時のセンス情報が通知されます。


◆送受信データ領域

受信データ

指定された受信バッファに受信データが格納されます。