【機能】
ホストからパソコンにファイルを受信します。
【書式】
unsigned int WINAPI XDpc_Fimport(cnvf,fid,fmfile,sysname,pfile,localerr,sensecode) char *cnvf ; char *fid ; char *fmfile ; char *sysname ; struct IMPRT_PF *pfile ; unsigned short *localerr ; unsigned short *sensecode ;
◆構造体の説明◆
pfile | ホストからパソコンに受信するときのファイルの情報を指定します。 |
struct IMPRT_PF { unsigned char fil ; unsigned char ins ; unsigned char cod ; unsigned char jefarea ; }
【入力】
char *cnvf | パソコンがホストから受信するファイルのファイル形式を指定します。指定形式は次の4つです。 | |
"@SDF" | SDF形式のファイル | |
"@SYLK" | SYLK形式のファイル | |
"@MSDOS" | MS-DOS形式のファイル | |
"@CSV" | CSV形式のファイル | |
char *fid | ホストファイルサービスに事前に定義しているファイル識別名を指定します。指定形式は、次の2つです。 | |
一時名指定 | パソコンから一時名として登録してあるホストのファイル名を指定します。このとき、ファイル識別名の最大長は8バイトです。 | |
物理名指定 | パソコンから直接ホストのファイル名を指定します。この場合、ファイル識別名は、シングルクォートで囲んで指定します。このとき、ファイル識別名の最大長は、シングルクォートを含めて100バイトです。 |
注意
ファイル識別名の英字は、英大文字で入力してください。英小文字を入力するとエラーになります。
char *fmfile | パソコン側の格納ファイル名を指定します。最大255バイトです。 |
char *sysname | DPCCONNECTで指定した相手システム名を8バイト以内で指定します。 |
unsigned char fil | ファイル形式を指定します。ホストからパソコンに受信するファイルをテキストファイルとして受信するか、バイナリファイルとして受信するかを指定します。
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注意
ホストがPG6000/GP6000/Kシリーズの場合は、バイナリファイルを指定してください。
unsigned char ins | ファイルの格納方法を指定します。ホストからパソコンに受信するファイルを格納する場合、指定したファイルを新規に作成/入れ換えとするか、または指定したファイルの最後に追加するかを指定します。指定形式は、次の2つです。
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unsigned char cod | コード変換形式を指定します。ホストからパソコンに受信したファイルをEBCDICコードからASCIIコードに変換するときのEBCDICコード側の種類を指定します。このパラメータは、テキストファイルを指定したときのみ有効となります。
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unsigned char jefarea | シフトJISのユーザ定義文字をホスト側のJEF外字区画コードに変換するためのパラメータです。現在は0xFFのみ指定できます。0xFF以外の値を指定した場合はすべて0xFFに置き換えられます。実際に外字を使用する場合はJEF 拡張漢字サポートで登録作業を行ってください。 |
【関数返却値】
リターンコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。
【出力】
unsigned short *localerr | ローカルエラーコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。 |
unsigned short *sensecode | センスコードが返されます。 |