【機能】
ホストアプリケーションに送信権を委譲します。ホスト拡張会話機能使用時のみ実行可能です。
【書式】
unsigned int WINAPI XDpc_Gcontrol(dpc_comm,dpc_gcontlst,apl_id) struct dpc_comm *dpc_comm ; struct dpc_gcontlst *dpc_gcontlst ; unsigned short apl_id ;
◆構造体の説明◆
dpc_comm | 会話関数の共通パラメータリストを指定します。 |
struct dpc_comm{ long conv_id ; long ret_code ; long d_code ; char reserve[16] ; }
dpc_gcontlst | DPCGCONTROLの固有パラメータリストを指定します。 |
struct dpc_gcontlst{ long ctlmode ; unsigned char conabt[4] ; char reserve[16] ; }
【入力】
long conv_id | DPCBEGINまたはDPCACCEPTで通知された会話の識別子を指定します。同一の会話内では、この識別子を使用してください。 |
char reserve[16] | システム予約領域です。NULLを指定してください。 |
unsigned short apl_id | DPCOPENで通知されたアプリケーションの識別子を指定します。 |
【関数返却値】
リターンコードと同じ値が返されます。
【出力】
long ret_code | リターンコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。 |
long d_code | ローカルエラーコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。 |
long ctlmode | 会話の状態が通知されます。
会話状態はDPCGCONTROLが正常終了した時に有効です。 |
unsigned char conabt[4] | ホストアプリケーションから会話異常通知(ret_code= 0x00000081)があった場合に有効です。ホストアプリケーションが指定した会話ABORT理由コードが格納されます。 |