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DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書L10

5.6.3 オートメーション機能の使用方法

オートメーション機能の使用方法を説明します。「例」は、Visual Basicでの記述例です。

  1. DPCライブラリ業務支援のオートメーション業務コマンド実行部のオブジェクトを作成します。

    例)dpc=CreateObject("XDPCOLE.Ftamexec.1")

  2. 必要に応じて、実行状態を表示するウィンドウを開きます。

    例)dpc.ShowWindow

  3. 業務支援の業務コマンドを実行します。

    例)ret=dpc.DpcExecute("CMD=DFEXPORT,FID=DPC,FMFILE=DPC.TXT,SYSNAME=SYSTEM01")
    リターン値は次のとおりです。
    0:正常終了
    1:異常終了
    2:業務支援が他の業務で使用されていて、オートメーションによる業務の実行はできない

    ポイント

    DPCライブラリのリターン値などの詳しい情報は、DPCライブラリのインストールされているフォルダに作成されるログファイル「XDPCOLE.LOG」を参照してください。
    XDPCOLE.LOGは、オートメーション機能の実行ごとにデータが追加されます。定期的に削除などの処理を行ってください。

  4. DPCライブラリ業務支援のオートメーション対応業務実行部のオブジェクトを終了します。

    例)dpc=Nothing
    ・Visual Basicからの使用例

    Private Sub Ole_smp()
      Dim dpc As Object
      Dim ret As Integer
      
      dpc = CreateObject("XDPCOLE.Ftamexec.1")
      dpc.ShowWindow()
      ret = dpc.DpcExecute("CMD=DPCCON,SYSNAME=SYSTEM01,LOGON=LOGON AIM,:DPC")
      If ret = 0 Then
        GoTo Expt
      Else
        GoTo Endsmp
      End If
    Expt:
      ret = dpc.DpcExecute("CMD=DFEXPORT,FID=OLESMP,FMFILE=C:\OLESMP.MSG,SYSNAME=SYSTEM01")
    Endsmp:
      dpc = Nothing
      System.GC.Collect()    '.NET Frameworkを使用する場合
    End Sub