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DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書L10

5.3.8 ホストアプリケーション起動コマンドの詳細設定

ホストアプリ起動コマンドを選択すると、ホストアプリ起動のウィンドウが表示されます。

以下の項目を設定します。

[相手システム名]

ホストアプリケーション起動を実行したいホストを、コネクション確立で指定した相手システム名で設定します。最大8バイトです。

[相手アプリケーション名]

起動したいホストのアプリケーション名を指定します。最大8バイトです。

[送信メッセージファイル名]

メッセージを送信したい場合は、送信メッセージを格納しているファイル名を指定します。最大255バイトです。【参照】をクリックすると、参照ウィンドウが表示され、送信メッセージを格納しているファイル名を選択できます。送信メッセージは、変換処理等は行われず、直接ホストへ送信されます。最大32767バイトのメッセージが送信可能です。それ以上のメッセージを送信しようとするとエラーになります。
このパラメータは省略可能です。0バイトのメッセージを指定した場合は、メッセージを送信しないものとして扱います。

[受信メッセージファイル名]

受信メッセージを格納するファイル名を指定します。最大255バイトです。【参照】をクリックすると、参照ウィンドウが表示され受信メッセージを格納するファイル名を選択できます。最大32767バイトのメッセージが受信可能です。
このパラメータは省略可能です。省略した場合で受信メッセージがある場合は、DPCライブラリをインストールしたフォルダに「XDPCACPT.MSG」というファイル名で保存されます。

ポイント

ホストアプリケーション起動について

ホストアプリケーション起動は、DPCライブラリのホストとの会話機能であるDPCBEGIN、DPCACCEPTを使用して、ホストのアプリケーションを起動する機能です。
ホストアプリケーション起動コマンドの送信メッセージファイルは、DPCBEGINで送信するメッセージを格納するファイルを、受信メッセージファイルは、DPCACCEPTで受信するメッセージを格納するファイルをそれぞれ指します。
ホストアプリケーション起動コマンドを行う場合には、ホスト側で会話開始をREADしたあと、必要に応じて業務等を行い、会話終了をパソコン側にWRITEするホストアプリケーションを作成してください。


ホストアプリケーション起動コマンドを行った場合の図を、以下に示します。

※ホストからWRITEされた内容が会話終了でなかった場合は、パソコン側からDPCABORTを発行して会話を強制終了し、終了ウィンドウにホストでエラーが発生した旨と、会話状態を表示します。この場合は、担当SEに連絡してください。

※製品媒体の「APLLD」フォルダには、ホストアプリケーション起動時のホストアプリケーションのサンプルおよびドキュメントが格納されています。必要な方は、参照してください。