ファイル送信コマンドを選択すると、ファイル送信のウィンドウが表示されます。
以下の項目を設定します。
ホストに送信するパソコン側のファイル名を設定します。パスを含めて指定する場合は、最大255バイトです。【参照】をクリックすると、ファイル参照ウィンドウが表示され、送信するファイル名を選択できます。
ファイル識別名を設定します。ホスト側で受信するファイル識別名を設定します。100バイトまで入力可能ですが、一時名指定の場合は最大8バイト、物理名指定(シングルクォートで囲んで指定)の場合はシングルクォートを含んで最大100バイトです。
ファイル送信するホストを、コネクション確立で指定した相手システム名で設定します。最大8バイトです。
ファイルタイプを設定します。パソコンからホストに送信するファイルのファイルタイプを選択します。「MS-DOS」または「SDF」を選択した場合には、【詳細設定】をクリックして、詳細なファイル情報を指定することができます。
ファイルタイプで選択したファイルの詳細情報を設定します。
「MS-DOS」を選択した場合、次のウィンドウが表示されます。
テキストファイルとして送信するか、バイナリファイルとして送信するかを指定します。デフォルトは、テキストファイルです。ホストがPG6000/GP6000/Kシリーズの場合は、バイナリファイルを指定してください。
ホストに送信するファイルのレコード長を指定します。指定可能な範囲は1~4096です。デフォルトは132です。
ホストに送信するファイルのレコード形式が可変長か、固定長かを指定します。デフォルトは可変長です。
ASCIIコードからEBCDICコード変換でのEBCDICコード側の種類を指定します。デフォルトはカナです。
タブを何バイトのスペースに置き換えるか指定します。指定可能な範囲は0~20です。0を指定した場合には、置き換え処理を行いません。デフォルトは8です。
「SDF」を選択した場合、次のウィンドウが表示されます。
ホストに送信するファイルのレコード長を指定します。指定可能な範囲は1~4096です。デフォルトは132です。
ポイント
タブについて
テキストファイルは、通常TABコード(09H)を含んでいます。しかし、ホストのエディタなどでは、このTABコードを扱うことができません。従って、パソコンから、ホストへ送信するファイルの中にTABコードが存在した場合に、TABコードに対応する文字分のスペースに置き換えます。
Excel形式またはLotus形式のファイル送信について
Excel形式またはLotus形式のファイルを送信する場合は、以下のように指定してください。
ファイルタイプ | MS-DOS |
ファイル形式 | バイナリファイル |
レコード長 | 4096 |
レコード形式 | 固定長 |
テキスト形式のファイル送信について
パソコンからホストに送信するファイルデータの中に2バイトコードが含まれている場合、次のことに注意してください。
パソコン側 | 2バイトコード=シフトJISコード |
ホスト側 | 2バイトコード=JEFコード |
指定するレコード長はホスト側のレコード長です。ただし、JEFコードでは漢字シフトコードが挿入されるため、シフトJISコードのレコード長より長くなることがあります。よって、テキストファイルでは指定したレコード長を超えていなくても、この変換によりレコード長を超え、ファイル転送が異常終了することがあります。
例)