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DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書L10

1.2.1 アプリケーション間通信機能の特長

●パソコンからホストアプリケーションの選択・起動ができる

パソコンからホストアプリケーションを自由に選択し、起動できます。

●ホストとコネクション確立した通信パスを、複数のアプリケーションで引き継いで使用できる

一度ホストとのコネクションを確立すれば、コネクションを解放するまで、ホストアプリケーションを順次選択し、何度でも会話ができます。

●複数のホストのホストアプリケーションと同時に会話ができる

複数のホストとコネクションを確立し、同時に複数のホストアプリケーションと会話ができます。

●パソコン、ホストとも機能的に同等のインタフェースをアプリケーションに提供

DPCライブラリは、ホストのアプリケーション間通信機能と同等の機能を、パソコンのアプリケーションに提供しています。アプリケーションに対する会話機能が、パソコンとホストとで共通の機能を実現しているため、データの送受信が容易にできます。

●一度に最大32767バイトのデータの通信が行える

アプリケーション間の1回の会話につき、32767バイトのデータ転送量を提供しています。

●アプリケーションインタフェースとしてMSVCの言語インタフェースを提供

MSVC形式の呼び出し方法での言語インタフェースを、DPCライブラリ SDKで提供しています。DPCライブラリ SDKを使用することにより、容易にアプリケーションを作成できます。詳しくは、DPCライブラリ SDKのマニュアルを参照してください。

また、DPCライブラリ SDKのマニュアルではCOBOLから言語インタフェースを呼び出す方法について説明しています。COBOLアプリケーションからDPCライブラリの機能を使用する方は参考にしてください。

●NDCL対応のCOBOLの言語インタフェースを提供

NDCL上で運用していたアプリケーションをDPCライブラリ上で運用するためにNDCLに対応した言語インタフェースをDPCライブラリ SDKで提供しています。本インタフェースを使用することにより、NDCL利用アプリケーションを容易にDPCライブラリ上で動作させることができます。詳しくはDPCライブラリ SDKのマニュアルを参照してください。