[メッセージの意味]
パフォーマンスモニタの起動に失敗しました。
[パラメタの意味]
d*: 原因コード
1: RDB構成パラメタファイルの記述誤り
2: ファイルのオープンに失敗
3: ファイルの読み込みに失敗
4: RDBII空間内ローカルメモリ不足
5: プール不足が発生
6: OSの制限でLWPを獲得失敗
7: OSの制限でスレッドを作成失敗
8: システムコールでエラーが発生
s*: 詳細コード
原因コードが“4,6,7”の場合は“0”を出力します。
原因コードが“1"の場合は記述が誤っている定義種別を出力します。
原因コードが“2"の場合はオープンに失敗したファイル名を出力します。
原因コードが“3"の場合は読み込みに失敗したファイル名を出力します。
原因コードが“5"の場合は不足が発生したプール種別を出力します。
原因コードが“8"の場合はエラーが発生したシステムコール名を出力します。
e*: 調査コード
原因コードが“1,4,5,6,7”の場合は“0”を出力します。
原因コードが“2”の場合はopenシステムコールのエラー番号を出力します。
原因コードが“3”の場合はreadシステムコールのエラー番号を出力します。
原因コードが“8”の場合はシステムコールのエラー番号を出力します。
t*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
パフォーマンスモニタを無効とし、Symfoware/RDB起動処理を継続します。
[利用者の処置]
パフォーマンスモニタを有効にする場合は、以下の対応を行ってください。
原因コードが“1”の場合は、RDB構成パラメタファイルの記述を修正後、Symfoware/RDBを再起動してください。
原因コードが“2,3,8”の場合は、システムコールのエラー番号により、異常要因を調査し、原因を取り除いてからSymfoware/RDBを再起動してください。システムコールのエラー番号については、使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。
原因コードが“4”の場合は、以下のいずれかの処置を行うことにより、空きメモリを確保してSymfoware/RDBを再起動してください。
- 空きswap領域を確保してください。
- マシンの搭載メモリを増やしてください。
原因コードが“5”の場合は、原因となったプール種別に対して、プール定義ファイルの内容を変更し、Symfoware/RDBを再起動してください。
原因コードが“6,7”の場合は、動作中のコマンドまたはアプリケーションの数が減少してからSymfoware/RDBを再起動してください。