ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application ServerV10.0.0 メッセージ集
Interstage

8.19.94 qdg12099u

システムコール's*'が異常終了しました errno=d* t*

[メッセージの意味]

システムコールが異常終了しました。

[パラメタの意味]

s*: システムコール

d*: システムコールのエラー番号

システムコールおよびシステムコールのエラー番号については、使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を終了します。

[利用者の処置]

システムコールのエラー番号により、異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。

Symfoware/RDBで使用するローデバイスがすべて認識されているかどうかprtvtocコマンドで確認してください。

認識されていないローデバイスがある場合は、原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。

システムコール'_fsinfo'が異常終了した場合は以下の可能性があります。

<フェイルオーバ運用の場合>

共用ディスクの使用種別が正しいか確認してください。

共用ディスクをローデバイスとして使用する場合は、共用ディスクの使用種別に「同時アクセス用共用ディスク」を指定する必要があります。

使用種別が誤っていれば共用ディスク装置の使用種別を「切替えディスク」から「同時アクセス用共用ディスク」に変更してください。

詳細は“PRIMECLUSTER導入運用手引書”および“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”または“Interstage Business Application Server運用ガイド(高信頼性ログ編)”のクラスタシステムを参照してください。

同時アクセス用共用ディスクに配置されるSymfoware/RDBの資源には以下のものがあります。

- RDBディレクトリファイル

- ユーザロググループ用RDBディレクトリファイル

- RDBディクショナリ

- ログ管理ファイル

- ロググループ管理ファイル

- テンポラリログファイル

- アーカイブログファイル

- データベーススペース

<ロードシェア運用の場合>

ローデバイスに該当するPRIMECLUSTER GDSのボリュームの設定が全てすべてのノードからアクセス可能な設定になっているか、また、GDSボリュームが起動されているか確認してください。

GDSボリュームの設定に誤りがある場合は全てすべてのノードからアクセス可能な設定に変更してください。

GDSボリュームが起動されていない場合は、ボリュームの起動をおこなって行ってください。

詳細は、"PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。