[メッセージの意味]
システムコールが異常終了しました。
[パラメタの意味]
s*: システムコール
d*: システムコールのエラー番号
システムコールおよびシステムコールのエラー番号については、使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。
t*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
処理を終了します。
[利用者の処置]
システムコールのエラー番号により、異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。
Symfoware/RDBで使用するローデバイスがすべて認識されているかどうかprtvtocコマンドで確認してください。
認識されていないローデバイスがある場合は、原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。
システムコール'_fsinfo'が異常終了した場合は以下の可能性があります。
<フェイルオーバ運用の場合>
共用ディスクの使用種別が正しいか確認してください。
共用ディスクをローデバイスとして使用する場合は、共用ディスクの使用種別に「同時アクセス用共用ディスク」を指定する必要があります。
使用種別が誤っていれば共用ディスク装置の使用種別を「切替えディスク」から「同時アクセス用共用ディスク」に変更してください。
詳細は“PRIMECLUSTER導入運用手引書”および“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”または“Interstage Business Application Server運用ガイド(高信頼性ログ編)”のクラスタシステムを参照してください。
同時アクセス用共用ディスクに配置されるSymfoware/RDBの資源には以下のものがあります。
- RDBディレクトリファイル
- ユーザロググループ用RDBディレクトリファイル
- RDBディクショナリ
- ログ管理ファイル
- ロググループ管理ファイル
- テンポラリログファイル
- アーカイブログファイル
- データベーススペース
<ロードシェア運用の場合>
ローデバイスに該当するPRIMECLUSTER GDSのボリュームの設定が全てすべてのノードからアクセス可能な設定になっているか、また、GDSボリュームが起動されているか確認してください。
GDSボリュームの設定に誤りがある場合は全てすべてのノードからアクセス可能な設定に変更してください。
GDSボリュームが起動されていない場合は、ボリュームの起動をおこなって行ってください。
詳細は、"PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。