COBOLエディタでCOBOLソースプログラムを作成、または変更する際、ファイルの形式は正書法で指定された規則に従います。
COBOLエディタでサポートする正書法には以下の2つの形式があります。
固定形式
可変形式
正書法の形式を設定する
メニューバーから[ウィンドウ] > [設定]を選択すると[設定]ダイアログボックスが表示されます。
左ペインから[COBOL] > [エディタ]を選択すると[エディタ]ページが表示されます。
[正書法]タブを選択します。[正書法]ページが表示されます。
[正書法の設定]で[固定形式]または[可変形式]を選択します。
固定形式でのエディタの動作
エディタの1~6列目は行番号に使用されます。これを一連番号と言います。
7列目は標識領域として使用されます。
標識領域に"/"、"*"、 "D"、"d"のいずれかの文字が存在するとき、その行がコメント行であることを表します。標識領域に"D"または"d"を書いた行を、「デバッグ行」といいます。デバッグ行は、デバッグのための情報を原始プログラムに残すために使います。
8~11列目は"A領域"、12~72列目は"B領域"として使用されます。
73列目以降は"プログラム識別領域"として使用されます。
可変形式でのエディタの動作
エディタの1~6列目は行番号に使用されます。これを一連番号と言います。
7列目は標識領域として使用されます。
標識領域に"/"、"*"、"D"、"d"のいずれかの文字が存在するとき、その行がコメント行であることを表します。標識領域に"D"または"d"を書いた行を、「デバッグ行」といいます。デバッグ行は、デバッグのための情報を原始プログラムに残すために使います。
8~11列目は"A領域"、12~250列目は"B領域"として使用されます。
251列目以降は入力したテキストはコメントとして扱われます。
注意
詳細については、"10.1.7 異なる形式間の編集"を参照してください。
正書法は変更が可能です。ファイルの変更内容を保存していない場合、正書法を変更する前にファイルの保存を指示するメッセージが表示されます。
ファイルの変更を保存してから正書法を変更する場合は[はい]を、ファイルの変更を保存しないで正書法を変更する場合は[いいえ]を選択します。